FC2ブログ

BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

img4410.jpg

76年の大瀧さんの3枚目のソロアルバムは、

DJ大瀧詠一のラジオ番組をそのままアルバムにするというコンセプトで。

その番組『GO!GO!NIAGARA』は、

洋邦問わず大瀧さんの好きな曲をかけるというもの、

その選曲は唯一無二、オールディーズ好きにはたまらないものだった、という。

75年から83年にかけて、ラジオ関東やTBSラジオで放送されていた関係で、

あいにくボクは聴いたことがないけれど、フリーク憧れのラジオ番組であった。

そのアルバム『GO!GO!NIAGARA』の中の1曲、「趣味趣味音楽」は、

61年全米4位、クラレンス・ヘンリーの「バット・アイ・ドゥ」にインスパイアされて、

ニューオリンズ・ミュージックのにおいプンプン、米南部のリズム&ブルースである。

この「バット・アイ・ドゥ」を72年にカバーしたのはボビー・ヴィントン、

73年全米82位、「そよ風の恋」の邦題でリリース。

情報元の本『ナイアガラに愛をこめて』では、

「趣味趣味音楽」への影響を受けた曲として、

もう1曲、男性3人組サーフ・グループ、ゴー・ゴーズの

「チキン・オブ・ザ・シー」を挙げている。

どこかガレージっぽい荒々しさに満ちたワイルドな歌い方が同印象だと。

“スイム”のリズムで日本でのみのヒット曲になった関連情報は

09年6月26日のボクのブログで。

img4411.jpg img4412.jpg img879
img4407.jpg

ブリル・ビルディングを代表するドク・トーマスとモルト・シューマンが作り、

ベン・E・キングのドリフターズが歌い、

60年全米№1に輝いた「ラスト・ダンスは私に」は、

世界中で、ジャズに、シャンソンにと広くカバーされ、スタンダードとなった。

まるで最初からシャンソンだったかのようなカバーは、

61年のダニエル・ダリュー盤。

64年にリリースされた日本盤のジャケットに魅せられて買ったのがこの1枚、

完璧な2Wayジャケットである。

そして、日本でも時を越えていろんなアーティストにカバーされているけれど、

代表的なのは言うまでもなく越路吹雪さん。

最初は、「月影のマジョルカ」のB面だったけれど、

「ラスト・ダンスは私に」の圧倒的なヒットを受けて急遽A面に。

そんなことを推定させる2枚のレコード・ジャケットを掲出する。

この2枚、ジャケット裏面の歌詞カードは全く同じ、価格表示も290円。

♪~ あなたの好きな人と 踊っていらしていいわ

    優しいほほえみも そのかたにおあげなさい

    けれども私がここにいることだけ どうぞ忘れないで ~♪

有名な、岩谷時子さんの詩である。

img310 img4408.jpg img4409.jpg
img4405a.jpg

緑色の瓶に大きく白色で“7”、右に赤い円を排して白抜きで“UP”。

いろいろなロゴマークがあったと思うけれど、

ボクの印象はそんなカッコいい瓶であった。

7UP(セブン・アップ)はレモンライム・フレーバーの炭酸飲料で、

すっきりと美味しい味わいで、スカッとさわやか!であった。

一番最近は350ml缶を自販機で見つけた記憶があるけれど、

もうお目にかからなくなって久しいね。

さて、数年前に、福岡に出張した時に、中古レコード店で見つけたのは、

サークルの「7 UP The UnCola」。

02年リリースの新しいレコードだったけれど、

聴きたくて買ってしまったのでした。

7UPはスプライトに似た味わいで、

“スカッとさわやか!”、なのにコーラではない、

本当の歌詞の意味はわからないけれど、いいタイトルですね。

サークルといえば、もちろんあの「レッド・ラバー・ボール」の大ヒット、

ついでですから聴き直してみましたね。

そういえば、85年の新しいコカコーラのCMソングもついでに紹介、

40歳になったシルヴィ・バルタンの「ライトな関係」。

でも、このコカコーラ・ライト、スカッとさわやか!な味わいではなかったですね。

img4405b.jpg img526 img4406.jpg
img4402.jpg

愛媛県でも松山市の繁華街クラスター発生から始まった、

長い長い飲食店の時短営業で、いつものライヴハウスも早じまい、

夜9時からのレコード・コンサートも4月、5月の2ヵ月間は中止。

今月はようやく解禁で、久しぶりの開催となりました。

テーマは、“はっぴいえんど物語”。

ボクはスタートが大瀧さんのソロ・アルバムなので、

はっぴいえんどはさかのぼりのコレクター。

しかも、出ているシングル盤は3枚の5曲だけ、

「12月の雨の日」と「はいからはくち」のカップリング、

「風をあつめて」、「花いちもんめ」と「夏なんです」のカップリング。

スタートは、もう何回か語った細野さんと大瀧さんの出会いのエピソード、

ヤングブラッズの「ゲット・トゥギャザー」から。

そして、ハイライトは、

70年3月の結成時から年末にかけての岡林信康さんのバックバンド時代、

ザ・バンドがボブ・ディランのバックを務めていたように、

はっぴいえんどの初期の時代の限定7インチボックスセット6枚組の1枚は、

「私たちの望むものは」はっぴいえんどバージョン、71年3月のスタジオ録音。

ようやく、はっぴいえんどのシングルから3曲をかけて、

大瀧さんのソロ・シングルと、細野さんのソロ・シングル、

17年発売の75年録音「ナイアガラムーンがまた輝けば」、

そして最後は、歌も演奏も最高傑作「君は天然色」で締めました。

やっぱりいつの間にか、ナイアガラ特集になってしまった感満載でした。

来月は、『ナイアガラに愛をこめて』から、

“大瀧さんの好きな洋楽特集”の予定です。

img4403.jpg img4404.jpg img863
img4401.jpg

この1年半、コロナ禍で働き方もずいぶん変わりましたね。

出張禁止や在宅勤務、ウェブ会議、式典や講演会もオンライン開催で、

サービス業は業績不振で頭の痛いことは多いのですが、

肉体的には暇、というか動かなくなりました。

ボクの仕事は経営管理、労務管理が中心ですからストレスも溜まります。

1年に10度ほどの出張も昨年は1回だけ、それも日帰りでした。

人との交流も、直接お会いすることが少なくなりました。

そんなことを思っていたら、

頭に浮かんだ曲は、ドリームラヴァーズの「Zoom,Zoom,Zoom」。

62年、ノンヒットながらも素晴らしい典型的なドゥワップです。

なぜこの曲が・・・?、って、

今更ながら、ですが、

ZOOMはウェブ会議等でお世話になるオンライン・コミュニケーション・ツール。

ドリームラヴァーズは、フィラデルフィア出身のグループで、

チャビー・チェッカーの「ツイスト」のバックコーラスも担当していました。

彼らのチャート・ヒット曲については17年12月3日に書きましたよ。

外はいい天気の土曜日だというのに外出することもかなわず、

久しぶりにドゥワップ・シングルをランダムに引っ張り出して、

いっぱいいっぱい聴きたくなった午後です。

img368 img3828.jpg img3829.jpg