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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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「Love Turns Winter Into Spring」、

54年、この40年代の曲をすばらしいハーモニーで、

美しく歌い上げたのはフォー・フレッシュメン。

このレコードをかけたくなったのは、今日の陽気。

内子の街を散策しながら、内子座へ、

家内と珍しく落語を楽しんできました。

桂米團治独演会、おもしろいだけではなく、芸の神髄を見ました。

明日にでも桜が開花しようかという今日の暖かさ、

そこに愛があったかどうかはわかりませんが、

“愛は冬を春に変える”?

オールディーズ・フリークとは言え、彼らの歌はオールディーズ過ぎる、

本来はボクのコレクションの外なのですが、

60年代のコーラス・グループのルーツを探るための1枚。

辛うじてボクの琴線にふれるのは、

55年リリース、56年全米69位の「シャーメイン」。

今日の陽気に誘われて、心穏やかに、

コーラスのレジェンドを楽しむ夜です。
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今月のレコード・コンサートのテーマは“ジャニーズとその時代”。

ボクにとってのジャニーズは、最近のアイドル・チームたちではなく、

いわゆる“初代ジャニーズ”。

ジャニー喜多川さんが監督をしていた少年野球チームから始まった、

14~16歳の、真家ひろみ、飯野おさみ、青井輝彦、中谷良の、

歌って踊れる4人組で、62年に結成。

ボクにとっての彼らは、洋楽を日本語でカバーするグループ。

しかし、レコードはオリジナルがほとんど。

ボクの最も好きな歌は、66年4月の「泣いていたジェニー」、

B面の「涙くんさよなら」(九ちゃんやティロットソンのカバー)とともにハマクラ作品。

他のいくつかは紹介済みですが、未紹介のレコードたちを網羅します。

65年10月の「栄光のマーチ」と「ぼくの瞳に君がいる」。

66年10月の青井輝彦「時計をとめて」と、「淋しさはどこから」。

67年9月の「いつか何処かで」と、中谷良の「素敵な恋人」。

彼らはJohnnysで、いま頃のジャニーズはJohnny’s、

この区別は絶対に必要なのだとボクは主張する。

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Royal Warrant、と言えば、誰もが憧れる英王室御用達。

御用達、とは特定のクライアントに認められた御用商人のことですね。

時代劇を見ていると、この御用達を巡って悪徳商人が策を巡らす、

幕府や大奥やお金持ちの藩の御用達ともなれば大儲けできる、

今の世の中でも、宮内庁御用達やら皇室御用達なんかがあるんですね。

公平な商活動でなら、ブランディングのひとつ、ということなのでしょうか。

さて、今夜は、80年に相次いで日本テレビのドラマの主題歌を歌った人、

彼女の名はパティ、本名:パトリシア・アン・フィンク。

アメリカ人の父と日本人の母のハーフで、アイドル歌手、当時二十歳前。

まずは、『太陽は沈まず、海よ!小さな戦士の歌を聞け』の主題歌、

「太陽のユートピア」、オリコン18位、売上13万枚。

そして、『黄金の犬』の主題歌、「この夢の果てまで」、

オリコン27位、売上8万枚。

最後に、『竹とんぼ』の主題歌「明日・・・咲く」、

オリコン29位、売上12万枚。

テレビの視聴率をフジテレビが独占する少し前の時代、

なぜ、連続してパティが主題歌を歌うことになったのか?

でも、今夜ボクがこのことを書こうと思ったのは・・・、

ユートピア、をテーマにしていた大学時代のゼミの先生が、

96歳でご逝去、今日が告別式だったから・・・。

ユートピア、の付く曲を取り上げたかった・・・、

ただそれだけ。

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作曲家生活50余年、日本最大のヒットメーカー、

本名:渡辺栄吉、と言えば、筒美京平大先生。

先日、「渚のうわさ」を彼の最初期の作品と書きましたが、

では、最初に世に出た曲は何でしょう?

みんなの気になるところですね。

ボクもまた、その昔気になりました。

それは・・・、66年8月の「黄色いレモン」。

ボクが持っているのはその競作、1ヵ月遅れでリリースしたもの、

歌っているのは、望月浩さん。

オリジナルは藤浩一、後の子門真人さん、ですがこれは見たことがない。

でも、ひとつ不思議なことが・・・、

望月浩「黄色いレモン」の作曲は、

公式にはすぎやまこういち先生になっている。

なぜか?後で知ったことですが、

所属会社などの関係で、師匠のすぎやま先生名義で出した、

というのが真相だそうです。

そして、この曲はその後も、あのガス・バッカスやドン・ホー、

その他いろんな人のカバーが存在するらしいです。

ボクが持っているもう1枚は、オーストラリアのアイドルで、

ボクたちの大好きな「すてきなマイ・ボーイ」のリトル・パティ盤。

加山雄三さんの「小さな恋人」のカバーとのカップリングです。

筒美京平さんのことを書いたおかげで、

懐かしいこれらのレコードのことを思い出せました。

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レコード・コレクションをしていると、

どんな歌か聞いたこともないのに、

ちょっとおもしろそうだから、という理由で、

戯れに買ってしまうことがたまにあります。

今夜紹介しようと思うのは、まさにそれ、

戯れのタイトル買いしたレコードなのです。

以前に紹介した、63年に「いとしのリンダ」をヒットさせた歌手、

ディッキー・リーの「9,999,999の涙」という歌を見つけた。

なんだこのタイトルは!原題「9,999,999 Tears」、

どんな意味があるんだ!

76年のリリース、日本でよくかかっていたのは77年3月らしい。

そしたら、頭の片隅にあったタイトルを思い出しました。

同じ77年3月のリリース、

『スター誕生』出身の北村優子が歌う「999粒の涙」。

同じ時期のリリースに興味深々、なんてこったい!

涙の差は9,999,000粒、なんて引き算をしてしまいました。

まあ、ブログのテーマとしてはおもしろいでしょ?

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