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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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スコット・ウォーカーの若かりし頃のレコードの続きです。

58年、15歳のスコット・エンゲルは数枚のレコードをリリース。

彼がロックを思考していたことがわかる象徴的な1枚は、

「リヴィン・エンド」、袋タイプのピクチャー・スリーヴを入手。

裏面にはエレキ・ギターを抱えたスコットの貴重な写真、

そして、ライナー・ノーツまで。

そして、同じ年にリリースされた「キャサリン」は、

日本で67年にリリースされた国内盤で楽しめます。

ここで発見、このレコードのB面曲が「リヴィン・エンド」だったのです。

58年発売のもう1曲も国内盤で、

日本では68年にリリースされた「初恋のとしごろ」、

「Too Young To Know」、後のスコットに通じる曲で、

「キャサリン」と「初恋のとしごろ」、日本で発売されただけあって、

さすがに日本人好みの2曲です。

残念ながら、この時にはスコットの15歳の時の写真がなかったのか、

スコット・ウォーカーのジャケット写真になっていたことが、

ザンネンでもあり、またうれしくもあり・・・。

58年15歳のスコットの歌の数々、ボクはとても大好きです。

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昨年の3月22日、我らがスコット・ウォーカーは、

76歳の生涯を閉じた。

そして、今年になって、

ボクは長年探していた彼の若かりし頃の1枚のレコードを手に入れた。

このタイミングで、3月のレコード・コンサートのテーマは、

待望のスコット・ウォーカー物語となった。

ずっとコレクションしていたレコードを紹介できる、

ボクにとっては至福のひとときであった。

こんなプログラム、なかなか認めてくれる場なんてないと思う。

タツローさんはサンデー・ソングブックで3週連続特集したが、

ボクは彼のアーリー・イヤーズにスポットを当てて。

57年、スコット14歳のデビュー・シングルは、

スコッティ・エンゲル名義の「ウエン・イズ・ア・ボーイ・ア・マン?」、

イースト・コーストでリリースされたこのレコードは、

全米に紹介される前に会社がつぶれてしまった。

いまでは、カップリングの「ステディ・アズ・ア・ロック」の方が、

ロックに傾倒する彼の若かりし時代の象徴だとされている。

そして、翌58年、彼はオービット・レーベルから数枚をリリース、

まずは、「ペーパー・ドール」と「ブルー・ベル」のカップリング。

両方ともとてもいい、

15歳の彼はとても二枚目であった。

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毎月のレコード・コンサート、第3水曜日はもうひとりの選曲で、

彼の選曲は、ボクよりも玄人っぽくてウンチクも深い、

そして、ボクの年代より少し新しい。

2月のテーマは、Mr.&Mrs.Missの付く曲。

そこで彼がかけたエミルー・ハリスの「ミスター・サンドマン」、

81年全米37位、カントリー・チャート10位、

だから、ボクのコレクションの外、

でも、とても気に入った、

オリジナルはもちろん、54年全米1位のコーデッツの名曲。

彼女のカバーはとてもいい、さっそくeBayでゲットした。

それも、MONOとSTEREOのニューミックス・バージョン。

MONOはオールディーズの香りが、STEREOは新しい、

聴き比べもうれしい至福の2分20秒となった。

ついでに、コーデッツのバージョンと、

歌詞を変えた「ミスター・サンタ」はスージー・ボガスの89年版を。

ちょっとひな祭りっぽいね、なんてこじつけながらのひとときです。

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たった1枚のアイドルチックなレコード「星の王子さま」を、

世に残して消えたスケルトンズの生き残り3人に、

新しいボーカルを加えて結成されたレモン・ルーツ。

デビューする頃にはさらにもうひとり加えて5人組になっていたのに、

レコード・ジャケットには4人しか写っていない。

GSの終末69年7月の「想い出のビアガーデン」、

この曲、いったいどこがGSやねん!、とツッコミを入れたくなるような、

どこをどう聴いてもやるせない歌謡曲。

ラジオでプロモーションしたり、ビアガーデンでキャンペーンしたり、

よく頑張りましたが、やっぱりこの1枚で消えた。

とはいえ、自分たちで楽器をもって演っているからかGSに分類、

だからこのレコードも大枚叩いて揃えねばならぬ、

そんな哀しいコレクター魂を恨む1枚なのです。

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今日もまた、レコード・コンサート話で恐縮です。

2月、ファルセット・シリーズのラスト曲は「シュガー・ベイビー・ラヴ」。

74年5月全英1位、8月全米37位、

日本でも大ヒットしましたね。

ファルセットの魅力もさることながら、

♪~ワッチュワリワリ~♪コーラスもノリノリで、

ドゥワップの復活!って感じもいっぱいで大好きなものですから。

さて、当日久しぶりでレコード盤を出してみたら、

レコード面が湿気の影響でツヤ消し状態になっていて、

まぁ、小さなジリジリ音が出るだけで、かける分には大きな問題はないのですが、

コレクターとしては、なんとなくすっきりしない気分。

その昔、チョット硬めのビニールのレコード袋に入れていたものが、

ほとんどこの状態にヤラれたことがあり、

そのすべてを買い替えたことを思い出してしまいました。

そこで「シュガー・ベイビー・ラヴ」も買い替えることに・・・。

どちみちなら、というわけで英国原盤をゲットしました。

超美麗盤、とても安かったし万々歳!

三連休の初日、夕方からとてもいい気分です。

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