
長年待望の、Kとブルンネンの「あの場所から」をようやく手に入れることができました。
Kは本名鈴木豊明、デビュー当時は22歳の大学生で、
聞くところによると六文銭の小室さんの奥さんの弟らしい。
ブルンネンは本名クリスタリン・ブランネン、当時18歳、ボクと同い年。
この「あの場所から」は、後に朝倉理恵や柏原よしえがカバー・ヒットさせることになる。
1969年、「何故に二人はここに」でデビュー、
ひとり、深夜放送で聴くふたりの歌声は、
ヒデとロザンナとは違って、なんとなくせつなくて、それでいてさわやかで、
不思議な魅力をもっていた。
次の「恋人たちの舗道」もあわせて、作詞は山上路夫、作曲は鈴木邦彦。
「あの場所から」は、作詞は山上路夫、作曲は筒美京平。
久しぶりに、ひとり静かに聴いていると、
ボクのあの時代がよみがえってくる、なつかしい青春の香りをもったアーティストである。
それにしても、今も残る疑問は
鈴木豊明くんが、なぜ“K”なんでしょうね。

