
やっと待望のオリジナルを入手したものですから、
62年、弘田三枝子のカバー・ヒット「カモン・ダンス」のことを書き始めたのですが、
頭に浮かんでくるのは、なぜかジョージの「すてきなダンス」。
64年の『A Hard Day’s Night』からのシングル・カット、
ジョンが作ってジョージが歌う、素朴な新鮮なHappy Song。
何より気に入っているのは、レコード・ジャケットのロゴ・デザイン。
“す”と“な”の真ん中の穴がハートで、“ダ”と“ン”の点もハート。
このさりげない“お遊び”がうれしいではないですか!
さて、本題に戻しましょう。
「カモン・ダンス」のオリジナルは、61年、モーリン・グレイ、当時13歳の天才少女。
レコードに針を落として、弘田三枝子と聴き比べてみると、
なんと、その歌唱力といい、パンチ力といい、本当にそっくりなのです。
でも、モーリン・グレイを聴いて、イメージしたのは、さくらまやちゃん。
ジャンルは違うけど、一度歌わせてみたいね。
なお、このレコード、珍しいH.M.V.の非売品の見本盤、
思わず、レーベルのコレクションをしたくなりました、注意注意!

