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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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今夜は、前回予告した女性デュオのシモンズの話です。

その昔、ふとん屋さんの広告を担当していたボクですから、

シモンズ、と言えば、ベッドを思い出してしまいます。

というより、チラシの商品原稿にシモンズ・ベッドを見つけた時、

このシモンズのことを考えてしまった、というわけなのです。

シモンズの命名は、彼女たちが好きだったサイモン&ガーファンクルの

SIMONから来ているのだそうです。

ふたりは、『ヤンタン』の出身ですから関西フォークのデュオ、

実は実は、デビュー曲はなんと「あの素晴しい愛をもう一度」になる予定だった、

そうですが、北山修・加藤和彦が自分たちで歌ってしまったので、

急遽、にしおかたかし作曲の「恋人もいないのに」になってしまった。

71年、このデビュー曲は60万枚を超える大ヒットに!

そんな有名なエピソードがある、と聞いた。

メンバーは高音のきれいなユミ&低音でハスキーな魅力のタエちゃん。

ボクの最も好きだった曲は、3曲目「おくれて来た少女」、

も、もちろん好きですが・・・、そのB面の「ホワイ」が最高、

タエちゃんの作詞作曲で歌詞はすべて英語。

このタエちゃん数年後にベーシスト後藤次利メと結婚してしまったのでした。

73年に、タエちゃんの作曲した「ふるさとを見せてあげたい」を買ったのですが、

ちょっぴり期待はずれだった思い出もあります。

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ボクのレコード棚に「ふりむかないで」は3曲ある。

♪~ ふり向かないで 行ってほしい 呼びかけないで もう二度と ~♪

この谷村節は、71年シモンズの2曲目シングル。

ボクは、このシモンズの高音のハーモニーが好きだった。

その話は次回に譲ることとして、

「ふりむかないで」と聞いて、最も多くの人が思い浮かべるのは、きっとこの曲ではない。

♪~ 泣いているのか 笑っているのか うしろ姿の すてきなあなた ~♪

エメロンのCMでおなじみの、ハニー・ナイツのご当地シリーズ。

シングルには、東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、博多の六都市分しかないけれど、

LPには7~12番まであるという。

また、実際には72番まであるという話を聞いたことがある。

シモンズと同じ時期に歌われていたために、

この2曲、勘違いしている人が多いと思う。

もう1枚の「ふりむかないで」は、オールディーズ・ファン垂涎の1曲。

ボクのブログでも08年9月に紹介したザ・ピーナッツの名唱。

♪~ ふりむかなハハハッいでェー お願いだハハハッかぁらー

   今ね 靴下 なおしているのよ あなたの好きな 黒い靴下 ~♪

何度聴いても飽きない、岩谷時子作詩、宮川泰作曲の永遠の名曲です。

若い人たちには、その他にも「ふりむかないで」は2~3曲あるらしいですが、

アラカンのボクにはこれだけで十分なのです。

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最近いくらモノ覚えが悪くなったといっても、

自分のレコード棚にあるほとんどのレコードのことは覚えている。

いつ、どこで買ったのか、思い出すことができると自負していた。

それが、コレクターたる所以!

(久しぶりの、♪~ユエン ナスバラ ハウンドドッグ~♪ byプレスリー)。

こんな形でプレスリー最大の定番曲を紹介するのも気が惹ける・・・。

今日、レコード棚からブログ・ネタを漁っていたら、

いつ、どこで、なぜ買ったのか覚えていない1枚を発見した。

バーバラ・ルイスの6曲入りのコンパクト盤、しかも輸入盤。

早速、なぜ?を解決すべく、頭から聴いてゆくことにした。

Side1の1曲目は「Baby,I’m Yours」、

歌が抜群に上手い、ヤフーで調べたら、65年全米11位。

2曲目は「My Heart Went Do Da Dat」、62年のデビュー曲、

ボク好みのアップテンポなオールディーズ・ポップス、だけど知らない曲。

3曲目は「Puppy Love」64年全米38位、ポール・アンカと同名異曲、

でも今初めて知ったのだから、これが目的ではなかったみたい。

さて、Side2の1曲目は「Hello Stranger」、

彼女の最大ヒット63年全米3位、R&BチャートNo.1。

さすがにどこかで聴いたことがある曲だけれど、これが目的だとは思えない。

2曲目は「Someday We’re Gonna Love Again」、

これだったのです、このレコードを買った目的は。

ヒットチャートには載らなかったようですが、

サーチャーズの「ラヴ・アゲイン」の原曲です。

Why?はこれで解決、WhenとWhereは思い出せませんが、

ボクの大切なコレクションであることは確認できました。

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B級アイドルの、オールディーズの香りがする楽曲のコレクションをしていたら、

紛れ込んでしまったレコードの中から、

今ではバラドルと呼ばれている4人のデビュー曲を見つけた。

今では臆面もなく、伸び伸びとすばらしいキャラクターを発揮している4人も

デビューした時は間違いなくアイドルを目指していた。

デビュー順に紹介しよう。

85年4月「瞳の誓い」でデビューしたのは、井森美幸、

キャッチ・フレーズは“井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません”、

残念ながら、今でも誰のものでもありません。

85年8月、『機動戦士Zガンダム』の後期オープニング・テーマ曲、

「水の星へ愛をこめて」でデビューしたのは、元祖バラドル、森口博子。

なんと、この曲の作曲はニール・セダカ、

一時は貴重盤として中古市場でかなり高かったのですが、

今ではザクザク、暴落してしまった典型的な1枚です。

そして、最近望んで手に入れたのは、86年3月の「メロンのためいき」。

キャッチ・フレーズ“国民のおもちゃ新発売”、山瀬まみ。

このレコードが欲しかった理由は、まずはタイトル、フルーツもの、

作詞作曲が松本隆・呉田軽穂(ユーミン)、

何よりも、レコード盤がピンクのつや消し、だったこと。

そして最後は、89年「弱っちゃうんだ」でデビューした島崎和歌子。

今ではネットで容易にゲットできるのですが、

その昔は結構見つけにくかった1枚。

全員アラフォーになってしまったけれど、

25年前のジャケット写真と比べて、

現在の方がイキイキしていると思いませんか。

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高校生の時、凝りに凝ったジョニー・ティロットソンのシングル収集、

有名なヒット曲はいうまでもなく、新譜のレコード屋さんにあるシングル盤を買い占めた。

その中の1枚のコンパクト盤に収録された見知らぬ曲のひとつが、

「The Race Is On」、邦題は「恋のレース」。

レース、というだけあって、疾走感あふれる陽気なナッシュビル・サウンド、

カントリー出身のティロットソンの真骨頂。

ライナー・ノーツに、オリジナルはジャック・ジョーンズ、とあった。

長い間そんなことは忘れていたけれど、

最近になって、ある日ヤフー・オークションを旅していたら、

突然の出合いと相成ったのでした。

65年4月全米15位、ジャック・ジョーンズ最大のヒット曲、

邦題は「恋のホット・レース」。

レースの歌と思いきや、ライナー・ノーツによると、

恋に破れた悲しい内容の歌で、レースとは恋敵との競争という意味なんだそうだ。

その上、原曲はイギリスの歌で、カントリー&ウェスタンのスタンダード曲で、

ジョージ・ジョーンズという人がヒットさせたらしい。

ジャック・ジョーンズのオリジナルではなかったのである。

eBayでジョージ・ジョーンズを確認したけれど、

この曲は出品されていません。

さて、この上また、オリジナルを求めて旅を続けようかどうか、

大いに迷うところである。

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明日は、My grandchildの“ひな祭り”のお祝です。

というわけで、今夜はガールズ・ポップスのコレクションのお話です。

有名なオールディーズで、しかも“一発屋”的な可愛い子チャン、

彼女のその有名曲以外の見知らぬ音源を探す、というのもボクの使命です。

まずは、07年12月に紹介した「夢みるビートルズ}のドナ・リンちゃん。

米英ではヒット曲がないのに、日本では2枚目のシングルがありました。

「夢みるデイト」、原題「There Goes The Boy I love With Mary」。

64年の発売だと思いますが、曲といい歌声といい、超一級のガールズ・ポップスです。

もう1枚は「夢みるビートルズ」のコンパクト盤、

“夢見る”とタイトルが漢字になっているところなんて、

当時のこだわりの無さの片鱗が垣間見えたり、

残り3曲の選曲が安易だったり、なのですが、ファンにはうれしい音源です。

さて、もうひとりは、07年8月に紹介した「悲しき16才」のケーシィ・リンデンちゃん。

この超代表曲は日本のみのヒット曲、

本国では「グッドバイ・ジミー・グッドバイ」が59年最高位11位の一発屋さん。

ものすごく苦労して入手した輸入シングル2枚、4曲はボクの宝物です。

「Why Oh Why」は、ディズニー・ソングとロックンロールをミックスしたような

可愛らしい、まさにガールズ・ポップスの名曲です。

「Oh Johnny,Oh!」は、ノリのいい、ちょっと色っぽく歌う佳曲、

B面の「Georgie」の、吐息混じりの色っぽさもステキです。

こんな曲を見つけてきて、

エヘヘ、こんな曲知ってる奴はそんなに居いひんでェ~、などと、

悦に入っている59歳は、そんなに居いひんでェ~。

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♪~ 春の ある日 たずねてみたら いまだに友だち いなっくて 一人ぽっちな娘 ~♪

明日はゴルフなので早起きをしなくてはいけないのですが、

休みの前日はなんとなく心に余裕があるのでしょうか、

お風呂で鼻歌が出てしまいます。

今夜のレパートリーは、ヘンリーの「かわいそうな娘」。

彼の本名は、ヘンリー・V・ドレナン、シンガー・ソングライターです。

高校1年生、奈良市内の県立高校にまだ田舎から通っていた頃、

自宅のお風呂でよく歌っていた曲です。

お風呂で歌う歌は、賑やかな曲では雰囲気が出ません。

できれば、つぶやくような、拍子がはずれても問題のない、

歌詞に酔える歌がいいですね。

なぜこの歌が口をついて出たのかわかりませんが、

お風呂から出て、このレコードを探してしまいました。

本当に久しぶりに聴いてみたら、ボクの歌は少しスロー過ぎたようでした。

懐かしい、懐かしいですね。

ずっと後になって知ったことですが、

谷啓の「ヘンチョコリンなヘンテコリンな娘」の作詞作曲者が彼だったのです。

『谷だァー★ガチョ~ン!!』というCDで確認しました。

2、3日はお風呂の友になりそうな「かわいそうな娘」なのです。

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角刈りの夏木陽介がズタ袋を担いで森山町にやってきた。

彼の名は野々村健介、アメリカを放浪していたのだという。

こうしてTVドラマ『青春とはなんだ』はスタートした。

現都知事、石原慎太郎さんの小説がその原作であった。

そして、この青春ドラマは、『これが青春だ』、『でっかい青春』と続いた。

『これが青春だ』の先生、大岩雷太は新人の竜雷太さん。

『でっかい青春』の主人公は巌雷太だったと思う。

中学3年生の時始まった『青春とはなんだ』や、

高校生1年生からの『これが青春だ』に憧れて、

ボクは教師になりたいと思っていた。

生徒たちから慕われる、反骨精神にあふれた、カッコいい先生になりたい、

そう思い、大学は教育学部を志望していた。

諸事情で過ごした浪人時代にその思いは薄れてしまったけれど、

夏木陽介さんと竜雷太さんの演じた先生の強烈な印象は、

布施明が歌う『青春とはなんだ』の主題歌「若い明日」や、

「これが青春だ」、そして両番組共通の応援歌「貴様と俺」を聴くたびに

脳裏によみがえってくる。

『これが青春だ』の中で、竜雷太が歌った「あの娘と暮したい」は

無骨な“ゴリさん”の、珍しい、歌手としての作品。

なかなかいい味出している、いい曲です。

音楽の大きな魅力のひとつは、思い出に心癒されることなんだと、あらためて思う。

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このブログに掲出したレコードの枚数が1,300を超えた。

いったいどのレコードが掲出済みなのか、わからなくなってきたものですから、

いつの頃にかエクセルで掲出レコードのリストを作成し、毎回更新している。

アーティスト順や曲名順に並べ替えると掲出履歴がすぐわかりとても重宝している。

昨夜、このリストを見ていたら、超有名なオールディーズの代表曲が抜けているのを発見。

日本のみでのヒット曲であり、

あの漣健児さんのすばらしい名訳で世に出た

ジーン・ピットニー「ルイジアナ・ママ」。

61年4月にリリースされたものの、米国英国共にまったくチャート・インすることはなかった。

そんな曲を日本でこんなに有名にしたのは、

♪~ びっくりぎょうてん 有頂天 コロリといかれたよ ~♪の歌詞と、

07年10月に紹介した飯田久彦さんのチャコ節。

アメリカでのチャート・イン曲、62年1月最高位13位「非情の町」と、

同じく62年6月最高位4位「リバティ・バランスを射った男」、

そして、ソングライターとしてリッキー・ネルソンに提供した

「ハロー・メリー・ルー」のセルフカバーという

超豪華なコンパクト盤もボクの宝物のひとつです。

この際ですから、もう1枚秘蔵のコレクションも出しちゃいます。

みナみかズみさんの訳詞でカバーした弘田三枝子さんの

「ルイジアナ・ママ」と「ハロー・メリー・ルー」のソノシートです。

ソノシートは、針を落とす度に痛むものですから、まだ1回しかかけたことがありません。

このめちゃくちゃカッコいい「ルイジアナ・ママ」の2回目の試聴、

いよいよスタートです。

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愛媛県在住の近畿各県出身者の会がある。

今日は、その愛媛近畿県人会のゴルフと懇親会だった。

というわけで、ブログ・ネタを・・・と考えた。

まさかKinKi Kidsのレコードを持ってるわけはないし・・・。

こんな時のボクのスタイルは、困った時のダジャレ頼み。

研二んかい!というわけで、我らがジュリー。

人気グループのボーカルがソロになっても成功する、といった例はそんなに多くない。

そんなジュリーのソロの時代の曲の中で、ボクの好きな2曲を紹介したい。

それは・・・、

恋という名の旅をしたりするわけでもなく、

壁ぎわに寝返りをうつわけでもない、

まして、聞き分けのない女の頬を張り倒したりなんてしない。

71年11月1日のソロ・デビュー・シングル「君をのせて」と、

76年9月10日の「コバルトの季節の中で」。

派手で、カッコイイ、ビジュアライズされた、スター沢田研二も嫌いではない。

が、ボクにとって、彼の魅力は、甘く歌い上げるバラードにこそある、と思う。

彼には、“哀愁”か似合う。

そして、舟木一夫には「哀愁の夜」が似合う。

なに、この脈絡のなさ!

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64年12月、ボビー・ヴィントン、4曲目の全米1位ソング「ミスター・ロンリー」。

この歌は、日本人のボクたちには理解しがたい、徴兵制のある国ならではのもの。

♪~ 孤独だ 僕は孤独な男だ 大切に思ってくれる人もいない

   電話する相手もいない 僕は孤独な兵士だ 望んでもいないのに家を遠く離れている

   手紙ひとつもこない 僕はみんなから忘れられている ~♪

その美しいメロディ、甘い歌声にボクは魅せられていたけれど、

てっきり失恋の歌だと思っていたけれど、

高校生の時、そんな悲惨な孤独感を歌った曲だと知って、イメージが変わってしまった。

それをまた、レターメンはより一層日本人好みにカバーした。

彼らの歌を聴いていると、失恋に酔っているナルシストの歌にしか聞こえない。

さて、ここにボクが大好きな、もう1枚の「ミスター・ロンリー」がある。

同名異曲、しかし、タイトルはこちらの方が先。

60年全米73位、バイデルズの「ミスター・ロンリー」。

バイデルズは、1ヵ月前にこのブログで紹介したアンダース&ポンシアが結成した5人組。

とてもドリーミーで、魅力的なメロディをもったホワイト・ドゥワップの名曲である。

ヴィントンの「ミスター・ロンリー」より、知ったのは後だったけれど、

今では「ミスター・ロンリー」といえば、ボクの中ではバイデルズである。

そんな、ちょっぴり天邪鬼な人たちが、オールディーズ・コレクターなのです。

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ビートルズのシングル盤、30枚ぐらい持っていますが、

もし、彼らのシングル盤コレクターだったら?と思うと、恐ろしくなります。

昔、オン・タイムで買い始めた頃は、東芝音工からのオデオン盤だったのですが、

今では、国内盤だけでもアップル盤やEMI盤があるし、

それぞれが、同じカップリングだったり、違ったカップリングだったり、

その上に、黒盤と赤盤がある。

さらに、イギリス盤やアメリカ盤はレーベルが違う。

もちろん、その他の各国発売のものもある。

すべてを集めようとすれば、本当にキリがない、奥深き世界なのである。

だから、ボクはその辺には決して手を出さないように、心しているのです。

まず、EMI盤はジャケット・デザインがいまひとつですから、安心してパスです。

オン・タイムで買ったものはほとんどがオデオン盤。

68年以降に登場し、その後さかのぼってリリースされたアップル盤は、

ジャケット写真が気に入ったものだけ買っていた、というのがボクのスタイル。

たとえば・・・、

ポールの、アコースティックでシンプルなバラード「アンド・アイ・ラヴ・ハー」と

イントロなし、しかもルールを無視したようなジョンのロマンチックな「恋に落ちたら」

のカップリング盤、

オン・タイムで買ったオデオン盤は、今や貴重な赤盤で、330円。

数年前に中古店で見つけたアップル盤はジャケットに魅せられて買ってしまった、

こちらは黒盤で、定価500円。

ここで言う赤盤とは、東芝特有のレッド・ワックス、

傷つきにくく埃が付きにくいというフレコミ。

この調子で集め出したら・・・、と想像すると、鳥肌が立つ。

この先、痩せても枯れても、宝くじが当ったとしても、

その世界には近づかないようにしようと、あらためて心に誓う今日今夜です。

付録に、ちょっとだけ珍しい、彼らのポリドール盤を紹介します。

「マイ・ボニー」と「いい娘じゃないか」が欲しくて買ったコンパクト盤。

やっぱり、ビートルズっていいですね。

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♪~ どこのダジャレかは 知らないけれど、

   ダジャレもみんなが 知っている ~♪

あまりに当たり前すぎて、ボクの中では今や“ダジャレ”の歌として定着している。

子供の頃、白フチのサングラスにシーツを巻いて遊んだゴッコの定番、

かまぼこ板を削って組み合わせて拳銃を2個作った。

『月光仮面』の主題歌、「月光仮面は誰でしょう」。

♪~月光仮面は誰でしょう?~♪の問いに答えて、

“祝十郎です”とか、“しかしてその実態は、大瀬康一さんです”などと、

いやはや懐かしい思い出です。

ごく最近、テレビで『月光仮面』を観たけれど、

モノクロだし、ストーリーだってそんなにおもしろくないし、作り方も荒い、

当たり前のことだけど、懐かしいだけで、

こんなものに感動していたのだなあ、と少しガッカリした。

当時楽しみだった実写のヒーロー番組の数々。

大瀬康一さんの『豹の眼(ジャガーのメ)』のモリイ、そして笹リンドウ。

千葉真一さんの『七色仮面』の蘭光太郎、『アラーの使者』の鳴海五郎。

“ミラクル・ボイス”の『少年ジェット』の北村健(たけし)と愛犬シェーン。

♪~赤い帽子に黒マスク 黄色いマフラーをなびかせて~♪

『まぼろし探偵」の富士進くんは、少年なのに新聞記者だった。

思い出は尽きないし、先日も書いたけれど、主題歌は全部歌える。

レコード「月光仮面は誰でしょう」のB面は、挿入歌「月光仮面の歌」、

月光仮面がサタンの爪の前に何処からともなく現れる時の登場ソング、

♪~ 月の光を 背にうけて 仮面にかくした このこころ ~♪

この歌の魅力は、当時テレビを楽しみにしていた者にしかわからない。

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“19の箱”のことではない、Juke Box。

今では、どんなものか知らない若者も多いと思う。

20年ほど前、経営コンサルタントのツアーで、

新しくオープンした横浜の方のショッピング・センターを視察した時、

専門店街で60年代のジューク・ボックスを見つけた。

未整備品で、価格は200万円程、

欲しくて欲しくてたまらなかった思い出がある。

今なら同様のものが70万円ぐらいで買えるという。

もちろん、CDをかける新しいタイプではなく、45回転シングル盤仕様のもの。

シングル・レコード・コレクターには憧れのアイテムである。

62年に中尾ミエがカバーした「涙のジューク・ボックス」のオリジナルは、

61年頃リリースのキティ・フォードちゃん。

このシングル・レコードは貴重にしてかつ珍しい垂涎のアイテムであった。

昨年eBayで見つけた時はどんなにうれしかったか、

きっと皆さんには想像できないでしょう。

原題は「Don’t Play No.9」、

バリー・マン&シンシア・ウェイルの作品で、

♪~彼との思い出のNo.9の曲をかけないで~♪

「涙のジューク・ボックス」とは、ナイスな邦題です。

たぶん、キティ・フォードの国内盤は発売されていないと思うけれど、

65年にオーストラリア出身の可愛い子ちゃんノエリーン・バトレイが

カバーした国内盤が発売されているらしい。

音源は、エーサイドのコンピCD『バリー・マン・マスターピース Vol.1』で確保したけれど、

キティちゃんのオリジナルの方が可愛くてダンゼンいい。

とはいえ、ノエリーンちゃんの国内盤、探そうかどうか、大いに迷うところである。

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57年全米24位、映画俳優アンソニー・パーキンスが歌う「月影のなぎさ」。

原題は「Moonlight Swim」、

ミディアム・テンポの、ハワイアン・タッチの、やさしくロマンチックな歌声、

タイトルそのままに、♪~月明かりの下で泳ごうよ~♪と歌う。

ボクのコレクションには珍しく、

掲出のシングル盤とは別に、78回転SP盤を持っている。

レコード袋に当時のラジオや電蓄(レコード・プレーヤー)の写真がいっぱいで

それに興味があって入手したもの。

レコード・サイズは、通常の12インチよりひと回り小さい10インチ(25cm)。

SPとは、Standard Playingの略、

材質も酸化アルミと硫酸バリウムを天然樹脂で固めたもので、シェラック盤という。

だから、ズシリと重い。

78回転だから、サイズが大きくても最大4分30秒程度しか記録できないものだから、

その後、サイズも7インチに、45回転のシングル盤が主流になるのである。

材質も軽くて薄いビニール盤の開発により、これが標準となった。

7インチ盤はEP盤、Extended Playingと呼ばれ、

33回転にして記録曲数を増やしたものがコンパクト盤と呼ばれる。

サイズを12インチ、33回転(正確には33と3分の1回転)にして、

記録曲数を多くしたものをLP盤、Long Playingと呼ぶ。

さて、アンソニーの「月影のなぎさ」、

45回転7インチEP盤と、78回転10インチSP盤を聴き比べてみると、

材質のせいか、傷だらけのEP盤の方がノイズが聞こえにくく、いい感じである。

しかし、SPにはSPのノスタルジックな魅力と、その重さに格調がある。

歴史的に、学術的に、ボクの考察が正しいかどうかはわからないけれど、

たまにはこんな楽しみ方もおもしろいかな?なんて。

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百人一首、山部赤人、

“田子の浦に うち出てみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ”

70年、この田子の浦でヘドロ追放の抗議集会が開かれたという騒ぎからまもなく、

ヘドバとダビデの「ナオミの夢」が大ヒットした。

初めて開催された東京歌謡音楽祭のグランプリ受賞曲で、

彼らはイスラエルのデュオ・グループであった。

彼らは日本での第2弾として「幸せは夢でなく」をリリース、

今でも記憶に残る、外国人デュオであるけれど、

ヘドバさん、ボクはあなたの名前を聞くたびに

環境を害するヘドロのイメージを重ね合わせていました。

ごめんなさい!

外国人デュオ、と言えば、69年オリコン2位の忘れられないヒット曲がある。

北山修・加藤和彦作品、ベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」。

生ギターで歌う、上手な日本語と澄みきった高音の素敵なフォークソングです。

なのに、

ベッツィさん、ボクはあなたの名前を聞くたびに

お年寄りがベティさんやベッキーさんを呼んでいるようで

今ひとつダサく感じていました。

ごめんなさい!

ヘドバとダビデも、ベッツィ&クリスも、

「ナオミの夢」も、「白い色は恋人の色」も、

今でも忘れることのない、大好きなジャパニーズ・オールディーズのひとつです。

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