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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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この春、娘夫婦が転勤で引っ越すことになって、

ボクの可愛い孫も、この春から幼稚園に入ることになって、

その幼稚園はその昔娘たちが行っていた幼稚園と同系列のカトリック系の幼稚園で、

そんな話を聞いた時、

真っ先に頭に浮かんだ曲がこれだったのです。

69年全米24位、ラスカルズの「希望の光」、

「A Ray Of Hope」。

この程タツロー氏が自身のアルバムのタイトルに選んだフレーズですね。

暗い地上にひざまづくひとりの男に、空からパッと光が差し込む、

そんなベタな映像が目に浮かびます。

ラスカルズは、この平和を願うメッセージ・ソングを、

静かに、そしてソウルフルに歌っています。

♪~ おたまじゃくしはカエルの子 ~♪

エンディングにこの聞き慣れたメロディ、

リパブリック賛歌が耳に残ります。

4月から新しい年度が始まる、

25年度の日本に、世界に、“希望の光”は差し込むのでしょうか。

いやぁ~、またまたベタなクロージングになりました。
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GS(またまた、ガソリン・スタンドではない)のアイドルから、

スーパー・グループのボーカルを経て、

ソロとしての地位を築き、フランス・デビュー、そして謹慎。

その後の再スタートでは、吹っ切れたようにエンターティナーに徹した。

歌に合わせて化粧し、斬新な衣装でパフォーマンスを演じた。

普通なら“お笑い”にでもなってしまうところだけれど、

彼が演るとカッコ良かった。

ボク自身は特別に彼のファンというわけでもなかったけれど、

その“吹っ切れ方”“徹底の仕方”は好きだった。

♪~ ボクにはもうあなたしかない ダーリング ~♪

78年5月、「ダーリング」では水兵のセーラー服で登場した。

♪~ ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカのキザでいられた ~♪

79年2月、「カサブランカ・ダンディ」では

口に含んだウィスキーを霧のように吹いた。

♪~ 女は誰でもスーパースター ~♪

続いて5月、「OH!ギャル」ではデートリッヒのようなメイクで、

♪~ TOKIO トキオが空を飛ぶ ~♪

そして、80年1月、極めつきは「TOKIO」、

大きな電飾衣装でパラシュートを背負った。

それじゃまるで小林幸子だよ!なんて言うなかれ、

なにしろジュリーの方が数年も先にやってしまったのですから。

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下町育ちの陽気な刑事と、甘いマスクのインテリ刑事、

こんなふたりが大活躍するハチャメチャなアクション・ドラマ。

これこそ元祖『あぶない刑事』、

少し前CSでも再放送を見た『刑事スタスキー&ハッチ』。

良家の坊ちゃんでインテリがちょっとグレている感じのケネス・ハッチンソン、

彼を演じていたのが、デビッド・ソウル。

彼が歌う「Don’t Give Up On Us」、

邦題「やすらぎの季節」は、77年1月にイギリスで1位を獲得、

4月には、ビルボード、キャッシュボックスともに№1ソングとなった。

彼は“歌う映画スター”ではない。

彼は“演じるポップシンガー”なのである、

そう、まるで「朝まで踊ろう」の舘ひろしのように。

珍しいレコード・コレクションの中に、

6曲入りのピクチャー・レーベル・半透明のミニLPがありました。

今夜はデビッド・ソウルと舘ひろしの聴き比べ、

日米“あぶない刑事”歌合戦となりました。

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毎月1回のレコード・コンサート、

4月3日のテーマは“ビージーズ”、ただし72年頃まで限定です。

いっぱいある、と思っていましたので、今頃になってピックアップを始めました。

ボクの持っているシングルで一番古い曲は何かな?

日本盤がリリースされたのは68年と、後になってからでしたが、

64年オーストラリア時代の「ふりかえった恋」でした。

当時の名義は、バリー・ギブ&ザ・ビージーズ、

原題「Turn Around, Look At Me」。

オリジナルは、61年全米62位、グレン・キャンペル。

68年にヴォーグスがカバーして全米7位のヒットを記録したことに便乗、

ビージーズのこんな古い曲が日本で発売されることとなったのでした。

そして、2番目に古い曲が、日本では69年にリリースされた曲、

67年にオーストラリアで№1になったことをイギリスへ向かう船の中で知った、

という伝説の「スピックス・アンド・スペックス」。

日本では、ビージーズのネーミングについて、

バリー・ギブのイニシャルをとったのだと言われていましたが、

今日では、オーストラリアでメジャーになるきっかけを作った人、

ラジオDJのビル・ゲイツと、彼にグループを紹介したレーサーのビル・グード、

このふたりのイニシャルから命名されたものだと言われているのです。

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先日、中古レコードのセールで何気なくシングル盤を漁っていると、

偶然にも「恋する瞳」というタイトルのレコードが2枚続いて見つかった。

「恋する瞳」と言えば、07年10月14日に書いたように、

大好きな伊東ゆかりさんのサンレモ入賞曲。

この2枚はもちろんこの曲のカバーではなく、まったく別の曲。

でも、同名異曲を持っていることもコレクターの任務、

というわけで、とりあえず購入となりました。

この2枚の紹介は後にして、

「恋する瞳」を65年サンレモで伊東ゆかりさんと競作した

ブルーノ・フィリッピーニ盤が未紹介だったことに気づきました。

「L’amore Ha I Tuoi Occhi」、

イタリア語で直訳、“愛はあなたの目にある”だから「恋する瞳」、OK!

さて、新しい2枚の「恋する瞳」、

1枚は、74年、ブラザーフッド・オブ・マンの

「When Love Catches Up On You」、

直訳“愛があなたの消息を聞く時”、何のこと?

もう1枚は、76年、オリビア・ニュートン・ジョンの

「Compassionate Man」、直訳“思いやりあるあなた”。

「恋する瞳」はちょっと強引!

この他にも「恋する瞳」はまだまだあるようです。

ボクはもう集めませんが・・・。

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勤め始めた翌年に結婚したから、76年は結婚して1年程経った頃かな、

“リヴァプール・エクスプレス”というグループ名に魅かれて買った1枚。

「悲しき恋心」、原題は「You Are My Love」。

ライナーノーツを見たら、元マージービーツのキンズレイが作ったグループ。

イギリス音楽のファンなら、

“リヴァプール”とか、“マージービート”とか、

“エクスプレス”とかのワードには目がありません。

その上、オールディーズ・ファン垂涎、タイトルに「悲しき・・」ですから、

こいつを買わないわけにはゆきません。

「悲しき恋心」といえば、多くの人には71年のショッキング・ブルーですね。

こちらの原題は「Blossom Lady」なのですが、

たぶん、日本でのみのヒット曲だったと思います。

このイントロを聴いていると、岩崎宏美の「ロマンス」が聴きたくなりました。

そして、この際ですから、もう1枚、イギリス発の列車モノを・・・。

79年、ELO、ジェフ・リン作「ロンドン行き最終列車」、

「ワイルド・ウエスト・ヒーロー」とのカップリングは、

日本でのみのシングル・カットです。

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“求めよ、さらば与えられん”とは、新約聖書にある言葉だと思いますが、

もう、一般的な諺になっていますよね。

物事を成就するためには、与えられるのを待つのではなく、

自ら進んで求める姿勢が大事だ、ということ。

なぜ突然こんな言葉を思ったのか?

それは・・・、

本当に奇妙な偶然があったからなのです。

先日の2月23日、ボクはこのブログに、

ずっと探していたけれど、一度も出合うことのなかったレコードのことを書きました。

コニー・フランシスの「悲しき西風」の国内盤、

諦めて、輸入盤をゲットしたことを書きました。

すると、“なんということでしょう”(テレ朝『劇的ビフォー・アフター』より)

ほんの少しして、いつもの廃盤レコード・オークションに出品されたのです。

もちろん偶然なのですが、こんなことってあるのですね。

もちろん、喜び勇んで入札、そしてめでたくゲットと相成りました。

ジャケットの中面に、歌詞の日本語訳がありました。

恋人が“ステディーになろう”というけれど、

彼の元カノのローズマリーとはどうなったのか、

とても気になり嫉妬している女の子の歌、だったのです。

どこが「悲しき西風」???

やっぱり、安易に「悲しき北風」にあやかったのでしょうか。
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前回、南沙織の「春の予感-I’ve been mellow」のことを書いていて、

無性に聴きたくなった曲がこれ。

66年全米2位、67年全英8位、ドノヴァン「メロー・イェロー」。

Mellowは、“音や色や光が柔らかくて豊かな”という意。

この曲がラジオでよくかかっていた高校生の頃、

ボクたちはこの歌についていろんな話をしていたことを思い出す。

ドノヴァンってイギリスのボブ・ディランみたいやね、とか、

さすがにミッキー・モストのプロデュースやね、とか、

バックのコーラスにポール・マッカートニーが参加してるんやて、とか、

サフランって幻覚剤の原料になるのかなあ、とか、

この退廃的なムードのロック・ナンバーは話題に事欠かなかった。

ライナー・ノーツには、

この曲の内容は、

サフロムとフォンテーンという2人の女性を相手にした男の愛の行動を歌ったもの、

とあるけれど、

そして、歌詞カードも、SafromやFontane、と綴っているけれど、

どう聴いても、SaffronやFourteen、に聞こえる。

その退廃的なムードと相俟って、なんだか意味深なとても怪しい内容である。

サフランは染料や香辛料として黄色の色をつける原料でもあるし、

ワザとではないにしても、エピックのレコード・センターも黄色である。

なんだか不思議な感じを漂わせた素敵な曲「Mellow Yellow」である。

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資生堂のCMソング、非売品レコードのコレクション、

11回目を数えますが、たぶん今回が最終回になると思います。

78年の春と夏は、これまでとはちょっと違ったキャンペーンでした。

春、“時間よ止まれ、くちびるに。メロウカラー”。

夏、“時間よ止まれ、まぶしい肌に”。

「時間よ止まれ」とくれば、誰でもが矢沢永吉さんを思い浮かべますが、

春のキャンペーンは別の歌、

春の時点でもう、このコピーは使われていたのです。

春、資生堂は言いました、

“私たちがメロウな詩と曲を依頼したのは尾崎亜美さんです。”

そして、“私たちがメロウな歌手として選んだのは南沙織さんです。”

こうして生まれた春のCMソングは「春の予感-I’ve been mellow」。

モデルは高原美由紀。

♪~ 春の予感 そんな気分 時を止めてしまえば

   春に誘われたわけじゃない だけど気づいて

   I’ve been mellow ~♪

そして夏、真打ち登場!

CMソングは、矢沢永吉「時間よ止まれ」、

モデルは5人の女たち、藤田恵弥子、土屋名美、林秀子、堀川まゆみ、ロリアン・レオン。

♪~ 幻でかまわない 時間よ止まれ 生命のめまいの中で ~♪

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新しいプリンターを買いました。

これで家内のプリンターを借りることなく、伸び伸びとシゴトができます。

さて、今夜ほどタイトルに迷ったことはありません。

いったい、このコーラス・グループをどう表現すればいいのか。

ボクのお気に入りは「Stasera Gli Angeli Non Volano」、

イタリア語らしきこの歌の邦題は「涙の天使」、

歌っているのは、サンドパイパーズ、70年のヒット曲です。

彼ら3人はレッキとしたアメリカ人なのですが、

レターメンとは大分違うスタイルなのです。

ポップなレターメンのコーラスに対して、

彼らのそれは、どこか控えめで、少年コーラス隊の延長のような、

それでいてちょっとラテン風味を利かせたような、不思議な魅力があります。

B面に、ノエル・ハリソンのカバー「風のささやき」を持ってきた

このシングル盤は日本でのみのリリース。

この日本でだけのヒット曲「涙の天使」と、

ビートルズのカバー「ロング・アンド・ワインディング・ロード」と、

クラシック、ベートーヴェンの第九「よころびのシンフォニー」と、

70年全米17位、映画主題曲「土曜の朝には」の

多彩な4曲カップリングのEP盤は、イージー・リスニングのお手本です。

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今夜もWBCの話題で恐縮です。

今日始まった二次ラウンド、なんとオランダ・チームがキューバを破りました。

というわけで、またまた思い出しました。

意外かもしれませんが、アイルランド出身のこのシンガー&ソングライターは、

なんとオランダで人気を得たことから大きな成功を成し遂げたのです。

その人の名は、Raymond Edward O’Sullivan、

もうお気づきですね、ギルバート・オサリヴァンです。

70年にリリースしたシングルが連続してオランダで1位を獲得、

ようやくオランダから火がついた彼は、

72年、「アローン・アゲイン」で大ブレイク、

その類稀なる美しいメロディで、全英3位、そして6週間もの間全米1位

もちろん、日本でも爆発的な人気を獲得したのです。

皮肉にも「アローン・アゲイン」はオランダでは21位どまり、

天邪鬼オサリバンの面目躍如といったところでしょうか。

そして、72年年末には、彼のプロデューサーの愛娘を歌った「クレア」で、

全英1位、全米2位、オランダ3位を記録。

“レイおじさん、わたしと結婚しましょ!”

ふたりの笑い声で終わる、心が温かくなるようなやさしい歌、

レコード・ジャケットのイメージそのままです。

73年、一転、軽快なロックンロール・ナンバーで、

彼はヒット・チャートに登場しました。

全英1位、全米7位、オランダ3位、「ゲット・ダウン」、

彼は、こんなことも出来たのですね。

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今開催されているWBCの一次ラウンド、

みごと二次ラウンドに進出を決めたオランダ・チームがおもしろい。

カリブ海のオランダ領キュラソー島出身のふたり、

ヤクルトのバレンティンと、

今年から楽天に加入したジョーンズ、

このふたりの大砲から目が離せない。

で、思い出したのが、

アメリカで最も売れたオランダの曲、

70年全米1位、ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」。

もちろん、59年全米1位のフランキー・アヴァロン「ヴィーナス」とは別の曲。

ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」は、69年7月のリリース、

オランダでは最高位3位だったものの、

ベルギー、フランス、イタリア、スペイン、ドイツでは週間チャート1位を記録、

日本のオリコン・チャートでは、

70年3月、藤圭子「女のブルース」に阻まれて最高位2位だった。

そしてその後、もう1枚、日本でのみのヒット曲を生んだ。

「Never Marry A Railroad Man」=「悲しき鉄道員」である。

“ときどきは愛してくれるけど、心は次に乗る新しい電車のことだけ。

 だから、鉄道員と結婚しちゃダメ”と歌う。

まさに、「悲しき鉄道員」なのである。

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前回に続いて、資生堂レコード・コレクションも回を重ねて10回目。

資生堂がCMタイアップ曲を別ジャケットで非売品としてリリースした

最初のレコードは何なのか、とても興味があるけれど、

自信をもって、これだ!、という自信はないのですが、

確実に初めの頃の1枚だと言えるのはこれでしょう。

資生堂のCM映像を集めたDVD『資生堂のCM』のvol.1とvol.2。

vol.1は、1961年から79年まで、

vol.2は、78年から99年までを網羅しています。

このDVDと、ボクの見聞から推測しました。

それは、76年秋のキャンペーン、

キャッチフレーズは、“ゆれる、まなざし”、

歌は、小椋佳の「揺れる、まなざし」、

モデルは、16歳の真行寺君枝。

このCMで印象的だったのは、マッチ棒を擦って二本を引っ付けるシーン、

あんなことができるんだ、って初めて知った。

たばこを吸うカッコいい男性が登場するけれど、今ならNGですね、きっと。

真行寺君枝、

後に彼女は我らがテンプターズの大口ひろしと結婚したことも

ボクはよく覚えています。

そして、確か、彼女のレコードも持っていたような・・・。

81年、「煙でかいたラブレター」、

CM“ゆれる、まなざし”のたばこの煙、

彼女はまだ引きずっていたのですね。

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資生堂のCMタイアップ曲で、

資生堂がプロモーションのために出した非売品レコードのコレクション。

82年春は、“口紅マジック”。

CMソングは、「い・け・な・いルージュマジック」、

歌は、RCサクセションの忌野清志郎とYMOの坂本龍一、

ギターで参加しているのは井戸端矮鶏(いどばたちゃぼ)こと仲井戸麗一。

CMモデルは、後に女優としても活躍する津島要。

忌野清志郎と坂本龍一、この異色の組み合わせだけでも驚いたのに、

本来盤のジャケット写真のように、このふたりが化粧をして登場、

まるで、T・レックスか、カルチャー・クラブか。

歌う忌野清志郎は、京劇の孫悟空のようでもあった。

そして、

この年の夏、この曲をパロッたのは、島田紳助&明石家さんま。

『オレたちひょうきん族』がきっかけで、

「い・け・な・い・お化粧マジック」なる曲をリリースした。

ビジュアルは完全に清志郎と坂本教授だけれど、

曲自体は別物、作者は元・安全バンドのベーシスト長沢ヒロ。

この曲、ジャニーズが歌ってもいいような、ゴキゲンなポップス、

ボクは結構気に入っていたのです。

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