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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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ボクがこのブログを始めてから6年と1ヵ月、73ヵ月が経過しました。

数えてみたら、今回が1117回目の書き込み。

始めたきっかけは、ガンになったこと。

この“ガン”は、“ピストル”ではなく“キャンサー”ですよ、もちろん。

当時は60歳になってリタイアしたらボクのコレクションのHPを創ろう!

なんて思っていたのですが、間に合わないかもしれない、なんて気持ちで、

取り急ぎブログでも始めるか!って急遽スタート。

以来、入院、定年退職、フリー生活、再就職と生活は変わりましたが、

よく続いているものだと、自己評価です。

「BOTH SIDES NOW」=「青春の光と影」は、

多くのアーティストがカバーしているジョニ・ミッチェルの名曲。

ボクが持っているカバーの幾つかはブログの誕生日に紹介してきました。

♪~ I’ve looked at life from both sides now.

   From win and lose, and still somehow,

   It’s lifes illusions I recall.

   I really don’t know life at all. ~♪

こんな奥深い歌詞ですが、

また、ボクのコレクションのストライク・ゾーンからはすこし外れているのですが、

A面とB面があり、そのそれぞれに魅力がある、そんなシングル盤が大好き、

という気持ちを“ふたつの側面”という言葉に込めました。

そしてまた、“長所と短所は裏返し”、そんな世の中の真理をも語れたらいいなあ!

というわけで、あらためて手に入れたクローディーヌ・ロンジェ盤。

ボクのブログはまだまだ続きます。
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♪~ おちぃてきぃたぁらぁ 今度はもぉっと たぁかくぅ たぁかくぅ

   打ち上げよぉうよぉ ~♪

カラフルな紙風船を空に打ち上げるCMの映像が浮かんでくる。

73年、フォーク・グループ、赤い鳥が歌う「紙風船」。

B面は、70年にB面曲としてシングル・リリースした「赤い花白い花」。

♪~ あぁかい花つぅんでぇ あぁの人にあげよ ~♪

前年まで誰が作ったのかわからなかった歌だったらしいのだけれど、

作者がわかって70年のリリースとなった、とラジオで聞いたことがある。

69年結成の赤い鳥の5人は、

進むべき方向性の違いからふたつに分裂する。

そして、後期に加わったもうひとりも解散後新しいグループを立ち上げた。

こうして、赤い鳥は3つのグループになってしまった。

結婚した後藤・平山は、フォーク路線の紙ふうせんとして、

77年には「冬が来る前に」のメジャー・ヒットを出した。

同じく結婚した山本・新居は、もうひとりの初期メンバー大川とともに、

ポップ路線のハイ・ファイ・セットを結成、ニュー・ミュージックを志向した。

75年、荒井由実の「卒業写真」でデビュー、

ユーミンのブレイクに一役買ったのは彼らかもしれない。

後期メンバー渡辺は、新しくデュエット・チーム、ハミング・バードを結成し、

「いつか青い空に」をリリース、

この曲を聴くと、彼はまだ赤い鳥を引きずっていたようにも思える。

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先日、娘と孫が“藪入り”で我が家に帰省していた時のこと。

ある夜、孫が“おジイちゃんと寝る”というので、喜び勇んで寝室へ。

まずは寝転んで本を読む、

童話『どんぐりむらのぱんやさん』。

登場人物ごとに、正確には登場どんぐりごとに声を変えて、一生懸命読んでいると、

幼い兄妹どんぐりが、パパやママに内緒でパンを作る場面で、

不覚にも涙がジュワーと・・・。

けなげなどんぐりの兄妹に感情移入しすぎてしまったようだ。

孫からの質問に応えたり、お話したり、なかなか寝付かなかったけれど、

それはそれで、暑さを忘れるひとときでした。

というわけで、今夜の一曲は・・・、

NYブルックリン出身のホワイト・ドゥワップ・グループ、

チャイムズの「サマー・ナイト」。

60年全米11位、「Once In A While」のB面ながら、

ボクの大好きな曲である。

松山は、昨日、今日、本当に久しぶりの雨でしたが、

まだまだ暑い日が続きそうな今年の夏、

孫は帰ってしまったけれど、

ドゥワップで、気持ちだけでも涼しく過ごせそうな気がする。

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ヒットしなかったけれど、チャーミングで魅力的な曲の競作盤。

ボクの大好きなバリー・マンのコレクションから、

2度目の登場は、61年、ハンク・ハンターとの共作「パート・オブ・ア・フール」、

歌うはロッキー・ハート。

バック・コーラスにパッションズを従えて、

なぜヒットしなかったのか不思議なくらい魅力的な、

ドゥワップであり、ティーン・ポップな一曲である。

ただひとつの難は、バリー・マンのスペルがBerry Mannになってること。

同じ年に、この曲をカバーしたのはロビン・ルーク。

タイトルから“I Play The”を割愛して「Part Of A Fool」に、

バック・コーラスを女性に変えて、よりポップスらしさを出そうとしたのか。

大きな難は、作者のクレジットが、Keller-Hunterと、

バリー・マンがなくなっていること。

いったいどうなってるんだ、同じ曲なのに。

ボクは断然ロッキー・ハート派なのだけれど、

この度、ロビン・ルーク盤をゲットできたために、

ブログへの再登場となったのでした。

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70年の春、松山の大学に入った時、どのサークルに入ろうか、迷った。

高校では陸上部だったけれど、大した選手でもなかったから、これは選択外。

毎週運動ができて、そんなにハードではなく、楽しい大学生活が送れる・・・、

そんな時であったのがユースホステル部だった。

浪人生活の後半は旅ばかりしていたから、

ユースホステルは知っていたし、

体育会系サークルだから、毎週トレーニングもある、

まさにぴったりのクラブだ。

今では日本全国に210軒あまりしかなく、会員も5万人強だというYHも、

当時は580近くもあり、会員も60万人以上だったと記憶しているから、

ボブ・ディランではないが、時代も変わった。

1年程前のある日、中古レコードのセールで「坊がつる讃歌」を見つけた。

あの頃ユースでよく歌った歌だったから、150円だったから、

思わず買ってしまった。

そうすると、次から次へと、当時歌った歌のレコードが目につく。

♪~ 春を愛する人は 心清き人 ~♪ 「四季の歌」。

♪~ 知床の岬に はまなすの 咲くころ ~♪ 「知床旅情」。

ついでに、ボクは知らなかったけれど、

後輩のリクエストに応えて買った「旅の終り」。

ボクのコレクション・ポリシーからは大きくはずれるけれど、

単純に懐かしい想い出の歌たちである。

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この、越路吹雪さんに似た人はミミー・ロマン、

その顔つきと名前から、イタリア人かと思っていたけれど、

レッキとしたアメリカ人のカントリー・シンガーである。

59年の「Up To My Heart In Love」は、

とってもステキなガールズ・ポップ、

その邦題は、「恋の条件反射」。

おまけに、昔がゆえなのか、何か思惑があってか、“条件”は“條件”と書く。

ボクは、この“条件反射”という言葉に反応してしまった。

条件反射とは、“パブロフの犬”、

経験などから後天的に得た反射行動、のことで、

ボクの身近な例で言うと、

自分の近くで物が落ちた時、“おつた、俺と別れてくれ”、

コピー機に“紙がありません”って表示された時、“紙が有馬温泉”、

“どのサイズにしましょうか?”って尋ねられた時、“A4でエエよ~ん”、

反射的にそんなダジャレが出てしまう、

そんなことが条件反射なのであります。

ちょっと話はあらぬ方向に行ってしまいましたが、

「恋の條件反射」、とても大好きな1枚です。
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ネット上にあふれる動画共有サービス“YouTube”、

これまで見ることができなかったアーティストのライヴや、

これまで知らなかった曲の発見にお世話になっている。

著作権や肖像権などの法的問題が気になるところだけれど、

とりあえず現実には大いに活用させていただいている。

ある時、大好きなサーチャーズの「ピンと針」かと思えるような、

カッコいいブリティッシュ・サウンドに出合った。

タイトルは、「Hands Off Buddy」。

“Buddy”だから、ホリーズか?

そういえば、サウンド自体はホリーズのテイストだね・・・、なんて思っていたら、

歌っているのはGary Criss、65年のリリース、

驚き・ももの木・山椒の木、

これまたボクの好きな「二人のメロディ」のゲイリー・クリス。

というわけで、ようやくシングル盤をゲットしました。

恐るべし!YouTube、ありがとう!YouTube。

というわけで、あらためて全登場人物のレコードを聴いて、

YouTube画像もチェックしようと思うお盆の夜です。

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高知県の四万十市で気温41度の日本新、

そんな夏い暑には、失礼!(確信犯)

暑い夏にはハードな熱いロックンロールがよく似合う。

66年全米4位、ミッチ・ライダーの「悪魔とモリー」。

正確には、ミッチ・ライダーとデトロイト・ホイールズの、

「Devil With A Blue Dress On & Good Golly Miss Molly」。

ショーティ・ロングの、64年「Devil With The Blue Dress On」と、

ご存知リトル・リチャードの、58年「Good Golly Miss Molly」の、

2曲をコンビネイトしたもの。

アレンジの肝は、明らかに「グッド・ゴリー・ミス・モリー」、

ショーティ・ロングのスローなロックンロールを、

リトル・リチャードのハードなロックンロールのイメージにアレンジしたもので、

「悪魔とモリー」しか知らなければ、何の違和感もない見事なアレンジである。

ミッチ・ライダーはこの曲で、

29歳ボート事故で亡くなった不運な若きロックンローラー、

ショーティ・ロングの名を歴史に刻み、甦らせた、

といっても過言ではないと思う。

ポップス好きのボクでも、毎年夏になると無性に聴きたくなる一曲である。

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先日のレコード・コンサートのテーマが若大将特集だったものですから、

昔の思い出に入れ込んでしまいました。

66年9月、「霧雨の舗道」。

♪~ 淋しいの? 歌ってあげようか ~♪

“アホ!なに言うてんの、歌とうていらんわ”

関西の女の子なら、10人に10人ツッこんでくると思う。

そんなキザな歌詞も若大将には似合う。

♪~ 淋しいの? くちづけしてあげよう ~♪

“やらしいナ!アホちゃーうん”

関西の高校生なら、10人に8人はそう言うと思う。

そんな上から目線も若大将になら似合う。

若大将の歌うキザな歌詞にはちょっと抵抗があったけれど、

彼はとにかくカッコよかった。

66年12月、「まだ見ぬ恋人」。

♪~ 夕暮れの浜辺を 貝殻踏みながら

   淋しさにただひとり さまよう

   君はどこにいるのか まだ見ぬ恋人よ ~♪

“おいおい、どこまでカッコええねん”

きっと関西の男にこんな奴はいない、と思う。

ボクたちはB面の「俺は海の子」を聴いてホッとしていたような気がする。

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65年6月、岩谷時子・弾厚作コンビがスタートした。

映画の中で歌った英語の歌「Dedicated」に日本語の歌詞をつけたのが、

「恋は紅いバラ」。

若大将の真骨頂、間奏にかぶせるセリフもこの曲から始まった。

“僕は君が好きなんだ だけど・・・ そいつが言えないんだな

 でもネ 僕は君を倖せにする自信はあるんだ・・・”

セリフ入りの曲は、次の曲でスタンダードになる。

“しあわせだなあ 僕は君といる時が一番しあわせなんだ

 僕は死ぬまで 君をはなさないぞ いいだろう”

65年12月、「君といつまでも」、このセリフは映画の中では出てこない。

そして、66年10月、「夜空を仰いで」。

“さみしいなあ 君がいないと つまんねえや

 僕は君とはなれていられないんだ 愛してる”

ボクのカラオケの定番である。

次は67年5月、前回紹介した「君のために」、

“夢みたいだなア 君みたいにすてきな人に 逢えるなんて

 いつまでも僕の側にいてくれよ ネッ”

そして、久しぶりの復活ソングになった76年7月の「ぼくの妹に」、

“よかったな! うれしいよ!

 どんな事があっても くじけるなよ、 ぼくの妹だろ”

これらのセリフ、聞いているだけで、思わず照れてしまうボクがいる。

関西生まれの人間にはこんなセリフは言えない・・・、と思う。

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初めて買った若大将のレコードは、高校1年の春「夕陽は赤く/蒼い星くず」だった。

歌いやすい曲だけれど、「夕陽は赤く」は口笛が吹けないから歌えないし、

「蒼い星くず」はブレスなしで歌うセンテンスが長くて苦しい。

以来、洋楽のレコードを買うかたわら、

そっと、密かに、若大将のレコードもコレクションしていた。

高校2年の夏、

♪~ 蒼き海に向い 君のために誓う

   とおいとおい日まで 変わらぬ心 ~♪

「君のために」を買って、

楽しみにしていた次の曲は、タイトルさえ覚えていない演歌だった。

だから、パス。

そして冬、

♪~ 雪のふる湖に ひとりでぼくを待つ

   幻のおとめよ いとしのアマリリア ~♪

ハプニングス・フォーがバックをつとめる「幻のアマリリア」。

GS大好き、ハプニングス・フォー大好きのボクには夢のような曲。

それから幾年月、

あの頃パスした曲が気になった。

そして、あの演歌「別れたあの人」がボクのコレクションに加わった。

今ならわかる、若大将が歌うムード歌謡のおもしろさ。

しかし、あの頃この曲をパスしたことに悔いはない。

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マンフレッド・マン、

それは、ピアニスト、マンフレッド・ルボウィッツの芸名であり、

彼の率いるバンドのグループ名でもある。

約4年半前に彼らの最大ヒット曲「ドゥ・ワ・ディディ・ディディ」を紹介したけれど、

66年になって、花形ボーカリストだったポール・ジョーンズが脱退し、

新たなボーカリスト、マイク・ダボを迎えて、

そのレパートリーはR&B色が薄れてポップな面が強くなった。

この時期のマンフレッド・マンでボクが持っているのは2枚。

まずは、67年6月全英36位「スイート・ピー」、

ボクの大好きなトミー・ロウの「スイート・ピー」のカバーだというので、

(決して、聖子ちゃんの「赤いスイートピー」が好きだったからではない)

苦労して手に入れたけれど、

なんと珍しい、インストだった。

もう1枚は、日本でもヒットした「マイティー・クイン」、

68年2月全英1位、4月全米10位、

ボブ・ディランのカバーとは思えないような、

見事なハーモニーと親しみやすいポップなイメージに大変身!

当時、これこそが新しいマンフレッド・マンなのだと思った。

B面「ソー・ロング・ダッド」はオリジナルだと思われるが、

ビートルズのノベルティ・ソングを彷彿とさせる愉快なノリノリの一曲、

なかなかの出来なのである。

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「潮風の少女」、「真夏の少女」に続いての、

82年8月発売、堀ちえみ3枚目のシングル「待ちぼうけ」は、

何かと話題の多い歌である。

まずは、この曲、竹内まりや作詞・作曲、

そして、デモ・テープはまりや本人が歌い達郎さんのコーラスまで入っていたというのに、

これまで竹内まりやがセルフ・カバーしていないこと。

この曲は堀ちえみだけのための曲という認識なのか、

まりや本人があまり気に入っていなかったからなのか・・・。

ふたつめの話題は、「さよならの物語」もそうでしたが、

白いレコードだったこと。

みっつめは、レコード・ジャケットが2種類あること。

表紙の写真以外はすべてまったく同じ、なのになぜ?

特別問題なさそうな写真だと思うのですが・・・。

そして、何よりの話題はその歌詞の内容なのです。

デートの待ち合わせ、40分経っても彼はこない、

ナンパはされるし、ふられたのかなって心配だし・・・、

♪~もう あなたなんか 嫌い~♪

家に帰ってしまったけれど、なんと、気が付いたら!!!

彼女の時計の針、2時間もすすんでいたんだって、

だから・・・いまごろ ♪~あなた きっと 待ちぼうけ~♪

なんじゃそりゃ~バカにしとんか!なんて、

ドジでマヌケな堀ちえみなのでありました。

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先日書いたように、キャッスル&ゲイツ解散後、町田さんと上地さんが加入したのは、

学生R&Bバンド、けど、ボクの中ではGS扱いのズー・ニー・ヴー。

68年10月、デビューは異例のアルバム・デビューだったけれど、

1ヵ月後のデビュー・シングルは、R&Bタッチで歌う「水夫のなげき」。

当時高校生だったボクは結構注目していたのですが、

これが、まったくヒットしなかった。

でも、一番おもしろかったのは、B面の「雨あがりのサンバ」。

あの森山良子さんで有名な和製ボサノバの傑作、

♪~ いつの間にか 雨が上がった

   青い空が サバドゥバヤバドゥババヤ

   サバドゥバヤバドゥババヤ のぞいてる ~♪

というやつ。

この競作、どっちがオリジナルなのか?

森山さんのレコードは「小さな貝がら」のB面として68年5月の発売、

だから、普通に考えれば、ズー・ニー・ヴーがカバーしたということになる。

最初にズー・ニー・ヴーのバージョンを聴いた時は、

“なんじゃこりゃー”だったけれど、

聴き込めば聴き込むほど、

「水夫のなげき」同様に、町田さんと上地さんのツイン・ヴォーカルは魅力満載、

もうトリコになってしまった。

各地で豪雨の被害が報じられている今日この頃、

「雨あがりのサンバ」でもないかもしれないけれど、

このB面対決、どちらにも軍配は上げられない。

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