
今月の初め、縁あって高知県立美術館に行ってきました。
『ボストン美術館ミレー展』の開展式でした。
ボクは、決して絵画に造詣が深いというわけではありませんが、
久しぶりに感動した美術展でした。
単にミレーの絵を集めたというのではなく、
ボストン美術館が所蔵するミレーの絵画を中心に、
19世紀中盤の農村の風景と人々の暮らしをコンセプトにしていたからです。
一点ずつ観て回るうちに、当時の人たちの暮らしぶりが想像でき、
ジーンと涙が溢れそうでした。
本当に、心豊かな充実した数十分間、
いい歌詞と情景豊かなメロディをもつ、そんな音楽に出合ったようでした。
というわけで、今夜の1枚は、
“フランスの巨匠”つながりで、ジョニー・アリデイです。
61年11月リリースのフィリップスからの3枚目のEP、
「電話でツイスト」をフィーチャーしたツイストもの。
フランス語を見事にロックのリズムに乗せています。
ジョニー・アリデイは、あいにく日本では、
元奥様のシルヴィ・バルタンほどの人気は出ませんでしたが、
自他ともに認めるフランス第一のロックシンガーです。