FC2ブログ

BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

img3247.jpg

71年6月に発売されたトニー・リー・シバートの「ホット・パンツ」。

トニー・リー・シバートって誰なのか、

「ホット・パンツ」ってどんな歌なのか、

そんなことはまったく知らないし、

このレコード、一度も聴いたこともない。

なのに、この1枚はボクのコレクションの中でも超A級なのです。

どうです、このジャケットのすばらしさは!

写真のモデルは、ボクの大、大、大好きなティーナ・ラッツ。

裏ジャケットも彼女!だと期待してたのに、別人。

この歌、ホット・パンツのプロモーション・ソング?

その歌詞、

♪~サテン、デニム、コーデュロイ、スウェード、レザー~♪と素材を羅列し、

♪~レッド、グリーン、パープル、ショッキング・ピンク、ブルー~♪と色合いを列記、

その挙句、♪~ミニスカートの流行は行っちゃった、ホットパンツはわたしを魅惑する~♪

そして、♪~彼女がホットパンツで街を歩くと交通がストップするよ~♪

12年10月にティーナ・ラッツのことを書いた時、

3枚の切り抜き写真を持っている、って書いたけれど、

その時掲出しなかった2枚を探し出しました。

高校生の頃を懐かしく思い出した日曜日の午後です。

img3248.jpg ph31.jpg ph32.jpg
img3245.jpg

大好きなグループ、カスケーズ、

ボクのアイドル、ジョン・ガモー脱退後のカスケーズを支えたのはゲイブ・ラパーノ。

彼がボーカルを担った、ボクがそんなに好きでもないカスケーズは、

69年を最後に消滅しました。

そして、71年、ラパーノはケンタッキー・エクスプレスとしてシングル・カットしたのは、

「ガール・フロム・ザ・カントリー」。

本当にラパーノがやりたかったのはこんな曲だったのだ、

と確信できるように溌剌と歌っています。

美しいハーモニーをもったオールド・カントリー・ロック、

カスケーズよりこのグループこそがラパーノの代表作と言えるのでは・・・。

タツローさんのように、カスケーズ・コンプリートというわけにはゆきませんが、

69年、前に紹介した「インディアン・リバー」の前にリリースされた、

ラパーノのカスケーズのおもしろい1枚を最近ゲットしました。

「Maybe The Rain Will Fall」、邦題は「雨に祈りを」。

この曲、「悲しき雨音」のヒットをもう一度!との意図か、

タイトルだけではなく、雷と雨のSEから始まるのです。

やっばり「悲しき雨音」とはまいりませんでしたが、

みごと全米61位のヒットとなりました。

さて、“カスケーズ、その後”、大好きなガモーの話は来月のお楽しみ・・・。

img3246.jpg
img3244.jpg

Stairway To Heaven、

直訳は“天国への階段”。

ググってみても、71年のレッド・ツェッペリンの名曲のタイトルである。

残念ながら、シングル・カットされていないし、

音痴でハード・ロックが苦手なボクにとってはコレクション対象外ですが、

彼らがこのタイトルをつける10年以上も前に、

同じタイトルの曲があったなんて、

ロバート・プラントも知らなかったのではないでしょうか。

「Stairway To Heaven」、ニール・セダカの60年全米9位です。

邦題は「星へのきざはし」、

「天国への階段」とはイメージが大きく違いますね。

例によって、気持のいいセダカ節、とても好きな1枚です。

“きざはし”は漢字で“階”、階段のことです。

ボクのは米原盤なので、国内盤のレコード・ジャケットもアップします。

同じタイトルなのに、詞も曲調もまったく違う、

同名異曲、それもまた本当に稀有なパターンです。

ちなみに、ボクは聞いたことがありませんが、

オージェイズもオリジナル曲として、

76年に「天国への道」という邦題でリリースしているようです。

img3244a.jpg


img3242.jpg

68年5月、一風変わったGSがデビューした。

従来のGSからボーカルのふたりを独立させたデュオ、

その名はジェット・ブラザース、ブラザースといっても本当の兄弟ではない。

ライチャス・ブラザーズやウォーカー・ブラザースの類。

このシングルはずっと後になって手に入れたものだが、

彼らがデビューしたのは、ボクが高校3年生の頃。

覚えているのは、「愛の祈り」がカップスの「長い髪の少女」そっくりだったこと、

両方とも橋本淳・鈴木邦彦だから、これはもう手ヌキ?

もうひとつは、彼らが四国の高松出身だということ。

その頃はまさかボクが四国に住みつくなんて思っていなかったから、

田舎の出身だな、って認識。

ボクが居た奈良もそんなに都会というわけでもなかったのにね。

彼らはまるで、ウォーカーズのスコットとビートルズのポールみたいなデュオだと、

ラジオのDJが言っていたような記憶が・・・。

B面の「君はどこへ」はバックバンドのギタリストの書いた曲で、

彼らファイターズの4人も高松出身、なかなか達者な演奏ぶりで、

この曲は典型的なアイドルGSソングに仕上がっている、

テンプターズやジャガーズやオックスの香りに溢れている。

最初に勤めた会社の本社は高松で、今も四国に住みつづけているボクと、

小さな縁を感じながら懐かしさに浸っているのです。

img518 img3243.jpg
img3239.jpg

ありふれた入り方ですが・・・、

まもなく彼女の季節を迎える、その名もマージョリー・ノエル。

66年に日本語のオリジナル・ソングをリリースした。

♪~ 好っきなのに 好っきなのに なんにも言えないの ~♪

鈴木邦彦作詞・作曲の「好きなのに好きなのに」。

日本語力も上達して・・・、などと言うより、とにかくカワイイ!

今聴くと、多くの人は“あれ?どこかで聞いたことがあるぞ”って感じですが、

この曲、歌詞を少し変えて、71年に五十嵐じゅんがリリース、

タイトルは「ちいさな初恋」でした。

まさかこの歌が、マージョリー・ノエルのカバーだっただなんて、

その時は気がつきませんでした。

これに先立つこと半年、彼女は自らのヒット曲の日本語盤をリリースしています。

代表曲の「そよ風にのって」と、2曲目の「春のときめき」のカップリング。

この「春のときめき」、ボクにとっては彼女の№1ソングです。

「そよ風にのって」の日本語は、学術的にとても貴重です。

“H”がサイレントになってしまうフランス語の特徴がよく表れているのです。

出だし“走り去る”は“アしりさる”に、“あなたの瞳には”は“あなたのイとみには”に、

“やさしいハートも”は“やさしいアートも”、何度も登場する“走る”は“アしる”、

てな具合、なのに“ほほえむ”は見事に“ホホエム”なのです。

マージョリー・ノエル、日本ではホンの2年程の人気でしたが、

ボクの中ではもう半世紀近くもヒットしつづけているのです。

img508 img3240.jpg img3241.jpg
img3236.jpg

10月の末に『瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会』が開かれて、

7,281人が高速道路本線を快走した、という。

あいにくボクにサイクリングの趣味はないけれど、

観光面からも地域の活性化の側面からも悪くないと思う。

一方、ボクは毎朝毎夕、自転車には閉口している。

車での通勤時、車道の右側を車に対抗して走る自転車、

赤信号もおかまいなし、斜め後ろからの横断、

挙句の果てには、ハンドルに両肘をついてスマホをしながらの走行。

まさに、得手勝手、傍若無人、

♪~ わがまま わがまま放題 し放題 ~♪(榊原郁恵「わがまま金曜日」より)

そんな人たちにヒヤヒヤ、ビクビク、カッカ、腹を立てながらの通勤。

こっちの方の対策も必要だと思いながら、いい方法はないのだろうか?

こんなことを書きたくて、自転車関係の曲を探すこととなった。

「サイクリング・ブギ」や「バイシクル・レース」の有名どころはもうすでに紹介済みで、

やっと探し当てたのはこの3枚。

まず、ボクのコレクションには珍しいハードロック、

75年、イギリスのグループ、ナザレスの「マイ・ホワイト・バイシクル」。

67年のトゥモローのカバー、ポップなハードロックだからコレクションにあったのかな。

次は、AB面とものサイクリング曲、

64年、松島アキラといしだ・あゆみの「赤い花びら飛んでゆく(ロマンス・サイクリング)」と

いしだ・あゆみの「みんなでサイクリング」のカップリング。

もう1枚は、よくぞ見つけた!という1枚、

76年、ヒデとロザンナの「赤い自転車」。

覚えてもいないし、聞いたこともないB面曲なのである。

img1479 img3237.jpg img3238.jpg
img3235.jpg

今日は我が社のイベントで久しぶりの土曜日出勤。

今月の週末は、イベントでの出勤が目白押しで、

飲み会も多いし、東京出張、広島出張、ホンの少しのゴルフ・・・。

本当にワイルドだぜ!

というわけで、65年、デイヴ・クラーク・ファイヴの「ワイルド・ウィークエンド」、

彼らの主演映画『5人の週末』のサウンド・トラック盤。

この映画、最初につけられたタイトルは『Catch Us If You Can』、

それが、次に『Having A Wild Weekend』に変えられたという。

しかし、ヒットしたのは「Catch Us If You Can」=「若さをつかもう」の方で、

この「ワイルド・ウィークエンド」はチャートに登場しなかった。

“ワン・トゥ・スリー・フォー”のカウントで始まり、

“ウィークエンドは陽気に騒ごうぜ”、みたいな単純なロックンロールでヒットの要素なし。

でも、特筆ものなのはB面の「When」=「忘れえぬ君」、

このバンドには珍しい、美しいバラードです。

邦題「忘れえぬ君」、って、テンプターズが聴きたくなってしまいました。

img2789.jpg img028
img3234.jpg

先日の“ダニエル・ビダルの日本語”と対極を為す企画。

これまた先日元歌を取り上げた「また逢う日まで」ネタ。

そのブログを書いている時思い出したのは、

「また逢う日まで」の英語盤。

72年にリリースされた本人自身による英語でのカバー、

その上、B面の「帰郷」まで英語バージョンだというのだからすばらしい。

「また逢う日まで」は「Lovers & Fools」、

「帰郷」は「On My Way To Tomorrow」。

本人自身によるセルフ・カバーで、AB面同じカップリングだなんて、

他にありましたっけ?

ゆっくり考えてみることにします。

さて、「また逢う日まで」の英語バージョン、

もちろん、あのイントロは同じ、

♪~ ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して ~♪は、

♪~ Lovers and fools can dream the world away,

    Lovers and fools live only day by day ~♪

やっぱりきれいに韻を踏んでいます。

キーヨ、カッコいい!英語もイケてます。

ところで、作詞者のNorman Simonって何者なのでしょう?

グレッグ・ノーマンとポール・サイモンを合わせたような安易な名前、

英語の歌詞もなんとなく日本人が書いたような感じだし、

日本語盤の作詞者の阿久悠さん?

どなたかご存知の方、いらっしゃいません?

日本語の「また逢う日まで」はあまりに定番すぎて歌うのを躊躇する人も、

英語バージョンなら、ちょっとカッコいいし、ちょっと笑えるかも・・・。

ボクには歌えませんが・・・。

img3231a.jpg
img3232.jpg

11月3日は『レコードの日』、さっきラジオで聞いて、初めて知った。

レコードは文化財、ということで『文化の日』にしたらしい。

レコードって、あの、台所にあってビールを冷やしたり肉や野菜を入れておくやつ、

アホ!それはレーゾーコですがな。

なんて会話が聞こえてきそうなくらい、若い人はレコードって見たことがないらしい。

さて、レコードといえば、愛読書『レコード・コレクターズ』、

ついに、日本の女性アイドルを認知してくれました。

今年9月号で70年代アイドルを、11月号で80年代アイドルを特集。

9月号のベスト100の大半はレコードを持っていましたが、

上から順にまだブログに上げていなかったレコードをチェックすると、

5位にランクインした平山三紀「真夏の出来事」がまだでした。

独特のハスキー・ボイスで投げやりに歌っているかのようなこの歌、

筒美京平さんの真骨頂ともいえるすばらしいジャパニーズ・ポップスだと。

でもボクは、彼女のシングルの中でこの歌よりも好きなのは、

4曲目の『フレンズ』なのですよ。

やっぱり、橋本淳・筒美京平ですが、

やっぱり、強烈なハスキーボイス、投げやり歌唱ですが、

やっぱり、シンガーズ・スリーがフォローしていますが、

この歌を聴いた時に『真夏の出来事』を凌駕しました。

平山三紀、彼女はこの頃22歳、

もはやアイドルではなく、ポップス・シンガーだったと思います。

book26.jpg img3233.jpg