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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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あの頃、衰退してゆくGSブームに抵抗して、

とても好きだったグループの名前は、

忘れもしない“双子のリリーズ”ならぬ、GSのリリーズ。

69年のデビュー曲、「ドアをあけて」。

多くの人には、見たこともないグループの、聞いたこともない曲でしょうが、

これがなかなかいいのです。

作詞・山上路夫、作曲・村井邦彦のプロ作品2分12秒、

とても健康的でハッピーなポップ・ソングなのです。

リーダーはシャープ・ファイブを辞めたベーシストで、

リード・ギターとドラマーは左利きで、全員がボーカリストという

とても珍しい編成でした。

最初は6人組でしたが、デビュー早々に5人組になり、

合計3枚のシングルを残して消えてしまいました。

「ドアをあけて」、本当に大好きでしたが、あとの2枚は聞かないまま、

欲しい気持ちはあるのですが、今買おうと思えば、これがお高い!

なにしろ市場に出てくることが少ないのです。

In any case=何はともあれ、

「ドアをあけて」、久しぶりに聴きましたが、

ラグタイム然とした、どこかで聞いたようなリズミックなピアノ・イントロ、

やっぱり今も大好きです。
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以前、ダニエル・ビダルの日本語バージョンのことを書きましたが、

その時温存した決定版はこの1枚です。

71年9月に発売された「オー・シャンゼリゼ(日本語盤)」。

2ヵ月前にリリースされたフランス語盤を早々にリメイクしたもので、

この日本語はもう完璧です。

♪~ 町を歩く 心軽く

    誰かに会える この道で

    ステキなあなたに 声をかけて

    こんにちは わたしと行きましょう ~♪

パリに行ったことはありませんが、

この歌を聴いていると、歌いながらシャンゼリゼ通りを闊歩している気分、

たぶん、パリを訪れた日本人の多くは、

この歌を口ずさみながら通りをウキウキと歩いたことでしょう。

それほど有名で、スタンダード・ナンバーになった感さえありますが、

彼女のこの日本語バージョンのシングルはあまり市場に出ません。

結構なレア盤なのです。

日本語詩はK.Yasuiとありますから、名手安井かずみさんなのでしょう。

さて、大学生の頃フランス語を専攻していたボクは、

このタイトル、「LES CHAMPS-ELYSEES」を調べたことがあります。

ボクの持っている仏日辞典には“極楽浄土”との訳になっていました。

だからどうした?ってわけではありませんが、

そんなことを思い出してしまいました。

ついでに、フランス語盤のB面曲は「ある愛の詩」、

先日100円で手に入れたフランシス・レイのオリジナル・サントラ盤も

この際だからアップすることにしました。

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62年10月13日全米76位、

ビーチ・ボーイズが「サーフィンUSA」でブレイクする前のヒット曲で、

当初はA面としてリリースされたのですが、

同日B面の「サーフィン・サファリ」が14位にランクされたため、

B面のように扱われているのが、

「409」、“フォー・オー・ナイン”なのです。

このタイトルはいったい何なのか?わかりませんよね。

「409」とは、あのオールディーズ然としたアメ車、

ゼネラル・モーターズ(GM)のシボレー・インパラのラインナップで、

61年モデルとして最大排気量エンジンを409立法インチに拡大された、

その車のニックネーム。

この車への憧れをゲーリー・アッシャーとブライアンが書き、

マイク・ラブが歌った最初期の“ホット・ロッド”ソングなのです。

曲の初めにはいっているエンジン音は409のものではなく、、

ゲーリー・アッシャーの所有していた旧モデルの348のものらしい。

ゲーリー・アッシャーはホット・ロッド・ソングの中心人物で、

ホンデルスやスーパー・ストックスなどのプロデューサーとして有名な人。

彼が関わるこれらのシングルのことは既に書いたので、

今夜は「409」のカバー・シングルを掲出しました。

カバーってるのは、「ライオンは寝ている」のトーケンズ、

64年「ホット・ロッド・スージィ」のB面に収録されたのです。

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この、どこかで見たよなヴィジュアルのジャケット写真は、

キング・トーンズ、69年3枚目のシングル「家へ帰ろう」。

58年にファイブ・トーンズとしてスタートした彼らは、

60年にキング・トーンズに改名、

68年「グッド・ナイト・ベイビー」の大ヒットを経て、

75年には大滝さんの『ナイアガラ・ムーン』に参加・・・、

と、短く経歴を紹介しましたが、

ボクのブログで唯一取り上げた10年8月25日を振り返ってみたら、

コピーの中に、なんとキング・トーンズの名前を書くのを忘れてました。

大好き!が故のミスですね、きっと。

もう1枚は、81年の「涙のグラジュエーション・デイ」、

シックスティーズの邦題によくある、たまらないタイトルです。

そして、“ドライヴのお供”に買ったのは80年リリースのベスト盤CD、

百恵ちゃんも式を挙げた赤坂の教会で録音したというタイトル曲は、

「涙のチャペル」。

なんといっても、このアルバムのウリは、

「グッド・ナイト・ベイビー」の英語バージョンが聴けること。

調子にのって「バーバラ・アン」でスピードを出しすぎないように、

注意しながらの楽しいドライヴです。

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エディ・コクランが亡くなった交通事故は、

イギリス・ツアー中に彼らが乗ったタクシーが街路樹に衝突したものだった、という。

アメリカでの人気の衰えからイギリスに活躍の場を求めたロックンローラー、

そのタクシーに同乗していたもうひとりは、ジーン・ヴィンセント。

55年にバイク事故で足に障害をもった彼は、

ラジオDJとしてキャリアをスタートした。

そんなことを彷彿とさせるレコード・ジャケットは、

「ビー・バップ・ア・ルーラ」の続編、「ビー・バップ・ブギ・ボーイ」と、

日本でもカバーされたロックンロール「セイ・ママ」、のカップリング。

そして、もう1枚は、ボクの大好きな56年全英16位「ブルー・ジーン・ボップ」。

再発盤ですが、うれしいピクチャー・スリーブのオランダ盤。

若かりし頃のビートルズのメンバーたちは、

ふたりのこのイギリス・ツアーを見たのだろうか?

そんなことを思いながら聴くジーン・ヴィンセントもまた楽しい。

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55年7月9日、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がビルボード№1になって、

8週間トップの座を独占した時、ロックンロールの時代が幕開けした。

というのが定説だから、今年はロックンロール60周年、ということで、

今月のレコード・コンサートのテーマにしてしまった。

かけた18人のアーティストの中で、

あらためてカッコいいと再発見したのはこの人。

57年4月、「バルコニーに座って」が全米18位になってキャリア・スタート、

翌58年9月には、「サマータイム・ブルース」が全米8位、

その人の名はエディ・コクラン。

彼は60年4月、ロンドンのヒースロー空港の近くで自動車事故死、

時に彼は21歳であった。

ボクが好きな、59年1月全米35位の「カモン・エブリバディ」や、

同9月全米58位「サムシン・エルス」など、

後に多くのロッカーにカバーされるおしゃれな曲を残して、

若くしてこの世を駆け抜けた。

この時一緒にイギリス・ツアーをしていて、

その交通事故で生き残ったロックンローラーのことも、

近々書きたいと思う。

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モータウンのメジャー・レーベルの三人娘、と言えば、

誰もがシュープリームスと答える。

モータウンのメジャー・レーベルは、

シュープリームスのモータウン・レーベル、

マーベレッツのタムラ・レーベル、

もうひとつ、62年4月に始まるゴーディ・レーベル、の3つ。

このゴーディからのアーティストは、テンプテーションズとコントゥアーズ、

そして、三人娘は、マーサとヴァンデラス。

白人たちにも自分たちの音楽の良さを認めてほしい、と、

ベリー・コーディ・ジュニアが立ち上げたのがモータウン。

ボクは、ポップなシュープリームスやマーベレッツは好きなのですが、

“黒っぽい”ヴァンデラスはちょっと苦手、

だから3枚のシングルしか持っていません。

ゴーディ・レーベルは、№7001に始まり81年4月に№7200で終わる。

63年全米4位、№7022は、彼女たちの出世作「ヒート・ウエイヴ」。

64年全米2位、№7033は、最大のヒット曲「ダンシング・イン・ザ・ストリート」。

この2枚は資料的コレクションですが、

好きで買ったのは、68年全米80位、№7080「スウィート・ダーリン」、

しかし、ボクが気に入ったのはB面の「ウィズアウト・ユー」なのでした。

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昨日の土曜日は一日中雨降りで、

夜眠る頃もシトシトと雨の音。

というのに、今朝目覚めたら、チュンチュンと鳥の鳴き声。

こんなこと、もう何回目だろう。

今日は今年になって21回目のゴルフ。

ゴルフの日が近づいてくると天気予報が気になる。

当日の雨の予報が、近づくにつれて曇りになる、晴れになる。

今日のように、前日までの雨予報だって曇りに変わる。

今年になって一度もレインウェアを来ていない。

梅雨の季節はまだまだ続きそうなので、

この辺で“晴れ男”を自慢しておきたい。

ジリオラ・チンクェッティの「雨(日本語盤)」は好きだけれど、

ゴルフの日の雨は好きになれない。

これからも、ゴルフの日には、

伝書鳩の「目覚めた時には晴れていた」(76年)と行きたいものですね。

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どこで買ったのか忘れましたが、

文字の多い本をあまり読まないボクですが、

今ハマっているのは『魔法の音楽』という一冊。

サブタイトルは“アメリカン・ポップス黄金時代とその舞台裏”。

リーバー&ストーラー、バカラック&デイヴィッド、マン&ウエイル、ポーマス&シューマン、

セダカ&グリーンフィールド、バリー&グリニッチ、そして、ゴフィン&キング、

ボクはいつも、レディ・ファーストで、キング&ゴフィンと言ってますが、

そんな、ブリル・ビルディングのストーリーを楽しんでいます。

全376ページの内、今は139ページ、

初耳エピソードはポール・サイモンとキャロル・キングの話。

カレッジのクラスメイトだったふたりはその頃、

他の人の作った曲をレコーディングしていたそうな。

1枚25ドル(当時だから1万円弱か?)で買い取られたそんな中の1枚のデモは、

キャロルがピアノを弾いてドラムを叩き、

ポールはギターとベースを弾いて、二人で歌ったモノ、

その「ジャスト・トゥ・ビー・ウィズ・ユー」という曲が、

なんということでしょう!ボクのコレクションにあるではありませんか。

NYのホワイト・ドゥワップ・グループのパッションズが取り上げてリリース、

59年に小ヒットさせたのだという。

その甘いメロディとハーモニー、大好きな一曲なのですが、

ポールとキャロルのデモも聴いてみたいと思う。

『魔法の音楽』には、オールディーズ・ソングの知らなかったエピソードがいっぱい、

まだまだ当分の間、楽しい夜になりそうです。

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