
この歌を初めて聞いたのは大学生の下宿、明け方の深夜放送で。
まずはいい感じのファズを利かせたイントロ演奏から始まる。
大いなる期待をもたせる・・・。
そしたら、バックの演奏に似合わない歌が始まる。
ポールもジョンも、ヨーコも歌詞に出てくるけれど、
その歌詞はなんのことやら不可解なもの、
まあ言うなら、ヒッピーの世界のような、
なんともはや怪しい歌詞である。
歌うのは、「まんが日本昔ばなし」の常田富士男さん。
作詞は大御所の吉岡オサム先生、作曲は神津善行さん。
「私のビートルズ」、このタイトルに大いなる違和感があるが、
ビートルズに対してこんな解釈もあるのか!という印象を受けた。
そんな昔を思いながら、今、レコードに針を落とした。
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さあ、気分を変えて、レターメンのジョン・レノンのカバーを2曲、
「ラヴ」&「オー・マイ・ラヴ」。
いつものことながら、美しい、心洗われる(洗わなくてもきれいだけど)。
ついでに、「オー・マイ・ラヴ」のB面、
「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」でシメル。
今夜はよく眠れそうだ。

