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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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悲しいですが、またまたの訃報です。

もう古くからの付き合いのハーマン君、

彼は人気のラジオDJで、

毎月のレコード・コンサートのボクの相棒。

彼のイニシャルはH.H.なものですから、

ボクのブログにコメントをくれる時のペンネームはハーマンズ・ハーミッツ。

彼が突然逝ってしまった。

突然、そうその昔、この言葉に声を揃えて、

♪~ イエスタデー ~♪ と歌いだすほど感性が一緒の時があった。

なぜ?って、 ♪~ サドンリー ~♪

そんなことを思い出しながら、

彼の意外と安らかな笑顔を想いながら、

彼を偲んでいる。

64歳、ビートルズ・フリークだった彼にこのレコードを選んだ。

ポールが10代の頃に作ったと言われ、

『サージェント・ペッパーズ』に収録した

「ウエン・アイム・シックスティ・フォー」。

ビートルズはシングル・カットしていないので、

イギリスの性格俳優でコメディアン、バーナード・クリヴィンズのシングルを。

64歳になっても僕を必要としてくれるかい?ってラブソング、

果たして彼は喜んでくれるでしょうか?

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ボクが高校生になった頃、

洋楽のカバー・バージョンで一世を風靡し、

その後、サンレモで活躍した伊東ゆかりさんが、

歌謡曲に転身した。

平尾昌章作曲、井上忠夫編曲「ちいさな恋」、

当時彼女は19歳、ちょっと残念な気持ちだったけれど、

66年秋のこの曲は大好きだった。

ジャケットはフォーク・ソングの様だけど、

バックの演奏はまるでGS、伊東ゆかりさんの新しい魅力に、

ひとり密かに悦に入っていた。

その後の歌謡曲はあまりにヒットしたこともあって無視していたけれど、

それから5~6年経って、大学3回生になった頃、

下宿の仲間たちとその歌謡曲に目覚めた。

先入観を排除して、あらためて聴くと嫌いなわけはない。

♪~ あなたが噛んだ 小指が痛い

    きのうの夜の 小指が痛い ~♪

67年の名作、「小指の想い出」、

鈴木淳作曲、森岡賢一郎編曲、モロ歌謡曲である。

そして、67年秋、この路線は継続、

♪~ 足音だけで あなたがわかる

    目を閉じてても あなたがわかる ~♪

「あの人の足音」、これもまた、歌詞は有馬三恵子さんの世界。

下宿の仲間たちと2階の窓辺に座り声を合わせて歌っていた。

あの洋楽カバーしていた少女が今、

20歳と思えないような色気、当時の歌謡曲の魔力でもあった。

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新入社員だった頃の話。

毎日、二番町の高級クラブに通っていた。

と言っても、それはお昼ご飯を食べるため。

夜財界人が集う老舗クラブがランチを始めたのであった。

当然夜そこで働いている若い女性たちも寝起きでやってくる。

よく話すようになった頃、

ボクは彼女たちから“ジョナサン”と呼ばれるようになった。

時は74年、『かもめのジョナサン』ブームの頃、

でも、なんでそう呼ばれるようになったのかは覚えていない。

当時はその物語や映画に興味はなかったけれど、

ニール・ダイヤモンドの歌は好きだった。

先日、40年以上も経って突然そんなことを思い出し、

単行本を買ってきた。

へぇ~、こんな内容だったのか!

我が道を行く、孤高のカモメ、ジョナサン、

ボクの生き方に重ねてのニックネームだったとしたら、

本当に光栄、

でもそんなわけはないね。

当時に買ったシングル、「かもめのジョナサン」、

あらためて聴く、ニールの声は最高。

けど、本を読んだ後に聴くこの歌は、いままでとは趣が違う、

ジョナサンの空を飛ぶ映像が浮かんでくる。

他人とは違っていても自分らしく生きることの大切さ、

なかなか理解されなくとも我が道を貫く人生の価値、

まじめに考えてしまう夜である。

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ボクは音痴で“絶対ダメ音感”の持ち主ですから、

元来、インスト曲は苦手です。

でも、耳に心地いい気分の良くなる曲ってゆうのはありますよね。

今日のは、昔好きだった懐かしい1枚です。

66年、クロード・チアリさんの「初恋の丘」。

現在73歳、フランスのリゾート地ニース出身のギタリストですが、

32歳の頃に日本に帰化し、本名は智有蔵上人、

西宮在住で関西弁ペラペラなのです。

クロード・チアリさんといえば、

“壁に耳あり、クロード・チアリ”なんてよく言ったものです。

時代劇のひとコマ。

シー、御家老、壁に耳あり障子に目あり、なんて申しますから。

そうよ、長崎屋、お主もワルよのぉ、ワッハッハッ。

そんな会話を天井で御庭番の九ノ一が聴いている。

なんて、情景が浮かんできました。

さて、この後登場するのは、多分暴れん坊将軍でしょうね。

イメージは「初恋の丘」からはとんでもなく遠いことになってしまいましたが、

久しぶりに、心はずむような甘ずっぱいメロディを楽しみましょう。
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ミルクチョコレート、アーモンドチョコ、マカデミアナッツ、・・・、

そんなんじゃなく、

今日はバレンタイン・デーなのですから、

プレゼントのチョコの種類の話です。

本来のバレンタイン・デーのプレゼントは、『本命チョコ』、

高校時代とか大学生の時代にもっとバレンタインが流行っていたら・・・、

なんて思ってしまいました。

『本命チョコ』を意識したことなんて記憶にないね。

毎年、家内からもらっているのは『本命チョコ』なのか『義理チョコ』なのか。

『義理チョコ』、これは毎年いっぱいいただきます。

いただいたチョコレートが妙に意志なんかもってしまうのは困ったもの、

だから、『義理チョコ』は大好きです。

最近は、男性が女性に渡す『逆チョコ』や、

女性同士がチョコを交換する『友チョコ』、

自分で自分にチョコを買う『自分チョコ』、もはやバレンタインではない、

プレゼントでもなく、ただの買物だね。

ついでに、チョコを机の引き出しに入れておいてちょっとずつ食べる、

『ちょこちょこ』、これはボクの創作。

というわけで、バレンタイン・デーの秘蔵盤の1枚を。

54年、ソリテイアーズのデビュー・シングル、「ブルー・バレンタイン」。

彼らは後にすばらしいドゥワップの名曲をリリースするのですが、

この時点では、ストリート・コーナーのボーカル・グループでした。

その、ボクの大好きなドゥワップ・シングルはまたの機会に。

P.S.

またの機会に、って書いたのですが、

13年5月25日に既に紹介済みでした。
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ボクとしては珍しく、今日はひとりで映画を観に行きました。

『相棒-劇場版Ⅳ』、

観ている途中に、あれっ?何か似ているぞ!

底流に流れる時代背景といい、

ストーリーの流れといい、

事件の動機も、そのメッセージも。

今夜テレビで『相棒-劇場版』初回分の再放送を観て、

あらためて確認できました。

と、書いたら、さてレコードは何にしましょうか?

相棒、と来れば、夫婦、というわけで、

リンゴの奥様モーリーンをテーマにした歌を。

65年、アンジーとチクレッツの「トゥリート・ヒム・テンダー、モーリーン」、

モーリーンさん、彼にやさしくしてね!って感じでしょうか。

歌っているアンジーとチクレッツは、

ジーン・トーマスとエンジェルスのコラボ・グループで、

ボクの知る限り、これがただひとつのシングル。

歌っているグループもそのテーマも、

そして何よりも、この秀逸のガールズ・ポップは、

ボクのコレクションには欠かせない1枚です。
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“親愛なるポール、63年7月1日ニューヨークにて”

で始まるアート・ガーファンクルからのメッセージ。

高校時代に、そのライナーノーツを何度読んだだろう!

S&G、64年のデビュー・アルバム『水曜の朝、午前3時』。

ちょっと理屈っぽく人間の内面を語りたくなる年代、

アートからの手紙や彼らのストーリーや収録曲の解説が

とても丁寧に書かれたすばらしいライナーノーツだった。

数少ない水曜日の歌を探している時、

アルバムと同じジャケットのコンパクト盤をコレクションの中に発見。

「サウンド・オブ・サイレンス」ばかりが注目されていたけれど、

タイトル曲「水曜の朝、午前3時」も大好きだった。

ずっと後になって中古セールで見つけたからか、

未整理棚の中にあった。

そして、このEPの裏面には、あのアートからの手紙が・・・。

懐かしくなってアルバムを引っ張り出した。

未整理棚から後2枚、曜日の歌を見つけた。

月曜日の歌、バングルス85年の「マニック・マンデー」。

金曜日の歌、イージービーツ66年の「わが心の金曜日」。

まだ増え続けるコレクション、収納場所もなくなってきて、

レコード・コンサートで持ち出す度に行く先がバラバラになり、

ああ、いつ片付けようかな?

高校時代の思い出はどこへやら、

現実に引き戻された“金曜日の夜、午後10時”である。

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ちょうど1ヵ月前の続きです。

3~4ヵ月に1枚のハイペースでシングル・リリースする時代、

69年11月、橋本準・筒美京平コンビから離れてのリリースは、

オリコン7位の「喧嘩のあとでくちづけを」。

なかにし礼・中村泰士コンビで、

♪~ うそでもいいから こっちを向いて

    喧嘩のあとで くちづけを ~♪ の名フレーズ。

70年3月オリコン2位は「あなたならどうする」、

なかにし礼・筒美京平、

♪~ あなたならどうする

    泣くの歩くの 死んじゃうの ~♪

一曲飛ばして、70年10月オリコン12位、

同じコンビの「何があなたをそうさせた」、

タイトルだけでドラマが創れそうな流れ。

またまた一曲飛ばして、71年5月オリコン3位、

橋本淳・中村泰士コンビの、「砂漠のような東京で」。

♪~ 砂漠のような 東京で

    あなたひとりの しもべとなって ~♪

次の曲のタイトルはいったいどんなフレーズになるのか?

とても楽しみにしていたことを思い出します。

歌詞の内容に特段の興味はなかったのですが、

タイトルの言葉遊びがおもしろくて・・・、

まるで、新聞広告のヘッドコピーを楽しむように!

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ボクのコレクションの中からかける毎月恒例のレコード・コンサート。

いつも隣に座る相方DJくんは入院中で、

ボクは風邪の後遺症で声が出なくてかすれ声。

そんな最悪のコンディションでしたが、

テーマは“男と女のデュオ”、ピックアップしたらあるわあるわ・・・。

というわけで、2月は洋楽編でした。

そしたら、まだブログで取り上げてなかった定番曲を発見、

68年、ニーナとフレデリックの「エリザベス一世と二世」。

このレコードのライナーノーツは秀逸で、ちょっと感動。

七つの海を征服した英国のエリザベス一世と、

現在もお元気なエリザベス二世を讃えた歌で・・・?

正確には歌ではなく曲で、

バロック調のイントロからロックのリズムにのせてふたりのスキャット、

そんな清らかで美しいコーラス・ナンバー。

ふたりの女王を讃えるのに歌詞は不要、懸命な選択でしょうね。

歌声を楽しみたいのなら、B面の「マイ・サマー・ラヴ」。

ボクの手元にある彼らのもう1枚は、

ザ・ピーナッツもカバーしたスタンダート・リズム、「スク・スク」。

デンマーク出身のフォーク・デュオ、ニーナとフレデリック、

もっともっと彼らの別の曲が欲しくなってしまった午後です。

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