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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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前回を引きずりながらレコード棚を漁っていると、

ボクの大好きなファルセット・ボイスのふたりのレコードが。

ルー・クリスティはなぜか日本でウケた。

69年全英32位ながらアメリカではまったくヒットしなかった「魔法」が、

日本では70年にオリコン3週連続7位の大ヒット。

その余波でリリースしたのが、この「インディアン・レディ」、

70年全米106位も、日本での大ヒットを期待したのでしょうね。

(あくまでも、本人ではなくレコード会社が)

ボクは大好きな1曲ですが、日本では今一つだったような記憶が・・・。

もうひとりは超有名なオールディーズの横綱、ニール・セダカ。

63年全米33位「悲しいあの娘」=「Bad Girl」、

彼にとって60年代最後のトップ40ヒットとなってしまった曲。

彼独特の一人ハーモニーが生きている大好きな1枚です。

ルーのレディと、ニールのガール、

共通点は、

ファルセットから離れたことがチャートと縁の切れ目になってしまったこと。

両方とも、ボクは大好きでしたが・・・。

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ユニオン・ギャップ、

以前に、彼らのユニフォームに注目したブログを書きましたが、

このグループの正式の名は、ゲイリー・パケットとユニオン・ギャップ、

実質はゲイリー・パケットのソロといっても過言ではありません。

彼は、エンゲルベルト・フンパーディングやトム・ジョーンズのように、

朗々と歌い上げたのです。

時系列で、68年1月全米4位「ウーマン・ウーマン」でデビュー、

68年4月全米2位、5月全英1位「ヤング・ガール」、

68年7月全米2位「レディ・ウィルパワー」。

気が付きましたか?

Womanの次はGirlそして次はLady、ですよ。

どんだけ女性好きなんでしょうね。

比較?

Womanは女性、性別を表す単語ですが、主として成人の女性。

Girlは女の子、成人になる前の若い、幼い女性。

Ladyは淑女、教養や礼儀作法をもつ気品のある女性。

てな具合でしょうか?

その上、興味をもって買った彼らの4枚目のコレクションは、

「水色の夜明け」、この邦題ではわかりませんが、

原題は「The Girl Is A Woman Now」。

いったいどんだけ女性を歌い上げれば気が済むのでしょうか?

B面まで「His Other Woman」=「もう一人の恋人」なのですから、

徹底していますよね。

こんなことに注目しながら楽しむのもまたオツなものです。

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eBayで落札したレコードは、先方の指定した配送方法で届きます。

その費用は3.5$から32$ぐらいまで、

国によって、人によってさまざまで、

レコードの落札金額と合わせて落札時にPayPalで決済します。

通常は1~2週間でボクの元へ届くのですが、

一年に1回ぐらい1ヵ月以上かかる場合があるのです。

いずれも航空便ですから、そんなにかかるはずはないのですが、

先方の国でなのか、日本でなのか、何かのトラブルでしょうね。

昔は気になって気になって切歯扼腕したのですが、

いまでは、まぁそのうち届くよ、なんて余裕です。

今夜の1枚は、久しぶりのジュークボックス・ジャケット、

ジーン・ピットニー初期の「恋のエア・メイル」。

この曲は日本でのみのヒット曲で、

62年全米13位、ピットニーの出世作「非情の町」とのカップリング。

遠く離れた恋人に会うために航空便で飛んでいこう、という、

パンチのきいたイカス曲です(いずれも死語?)。

この曲をカバーしたのは弘田三枝子さん、

「カモン・ダンス」のB面として。

こちらの歌詞は、遠く離れた恋人に航空便で手紙を・・・、

って、オーソドックスな恋の歌。

明日からもまた、

遠く離れたレコード・ショップからのエア・メイルを待つ、

そんな日々が続くのです。

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昨夜は、恒例のレコード・コンサート、

ボクではなく、もうひとりのコレクター氏の担当でしたが、

テーマは彼には珍しく“70年代イギリスのポップス”。

大半はボクのレパートリーとかぶる楽しい夜でした。

そこで、未紹介だった1枚に気が付いたのです。

71年、カプリコーンの「ハロー・リバプール」、

本国ではまったくヒットせず、日本でのみのヒット曲です。

今日は日帰りの福岡出張でしたが、

奇しくも福岡では3億8000万円の強奪事件がありましたが、

一日中、ボクはこの曲を口ずさんでいましたよ。

もうひとつ印象的だったのは、69年全米5位「笑って!ローズマリーちゃん」。

このフライング・マシーンというグループ、

正体不明のスタジオ・セッション・バンドなのですが、

ライナーノーツには5人のメンバーのプロフィールが・・・。

2曲目のシングル、70年全米87位「急いで!!ベイビーちゃん」。

やっぱり同じ5人のプロフィール。

しかし、ボクは3枚目のシングルも持っているのですよ。

これまでの2曲とはちょっと趣の違う「悲しみをのりこえて」、

ブラスを強調したはっきりした音作り。

しかも、レコード・ジャケットのメンバーは4人、

ひとり脱退したからなのか、

スパイダースのように写真撮影に遅刻したからなのか、

ライナーノーツにも正確な情報がありません。

そもそもが架空のグループなのでしょうから、仕方ありませんよね。

イギリス本国で注目されなかったふたつのグループに、

当時、日本のボクたちは夢中なのでした。

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もう何度も書きましたが、

59年2月3日、3人の若いロックンローラーが飛行機事故で逝った。

バディ・ホリー22歳、リッチー・ヴァレンス17歳、ビッグ・ボッパー28歳。

その日のことを、71年にドン・マクリーンは「アメリカン・パイ」で、

“音楽が死んだ日”と歌った。

59年5月、カリフォルニアのラジオDJトミー・ディーは、

「スリー・スターズ」を録音、シングルとしてリリースした。

キャロル・ケイ&ティーン・エアーズの演奏とコーラスにのせて、

トミー・ディーが3人に捧げる追悼の想いを語り、全米11位。

そして・・・、

後にこの曲をカバーしたエディ・コクランも悲劇に見舞われた。

57年前の今日、60年4月16日、イギリス・ツアー中、

婚約者のシャロン・リーと歌手のジーン・ヴィンセントの3人を乗せたタクシーが、

街灯に衝突、大破し、コクランは翌日21歳でこの世を去った。

死後まもなくしてリリースされた「スリー・ステップス・トゥ・ヘヴン」は、

イギリスのチャートを駆け上がり、6月にはナンバー1ヒットとなった。

この“天国への3つの階段”は恋の成就へのステップを歌った曲だったが、

タイトルだけなら、まるで急いで逝った彼の悲劇を暗示しているかのよう。

若くして亡くなったとしても、その表現物とともに後世に語り継がれる、

そして、ボクたちはその表現物と彼らの人生に想いを巡らす。

レコードを回しながら感慨にふける春の宵である。

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久しぶりにアイドル評論家としての側面を見せましょう。

スタ誕!出身の彼女のキャッチフレーズは“100万ドルの微笑”。

石野真子、78年3月のデビュー曲は「狼なんか怖くない」。

作詩は阿久悠、作曲は吉田拓郎、編曲は鈴木茂、という力の入れよう。

ジャケット写真の撮影は篠山紀信、

チャームポイントの八重歯と垂れ目が映えているが、

“100万ドルの笑顔”はどうかな?

素朴でナチュラルな感じは好感がもてた。

そして6月、2曲目は「わたしの首領(ドン)」、

やっぱり、阿久悠・吉田拓郎、大好きな曲でした。

ジャケット写真、少しずつ洗練されている感じ。

彼女の誕生日は61年1月31日、水瓶座のA型、

星座と血液型もボクと同じ、ちょうど10歳年下だっていうのも親近感。

60~80年代に登場したアイドルは本音や私生活を見せなかった、

だから、純粋に彼女たちの歌を楽しめたのだと思う。

まっ、それと、ボクも若かったし、ね。

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先日、中古店で懐かしいDVDを見つけた。

子供の頃テレビで観ていた西部劇『ローン・レンジャー』。

1949年に始まったというからボクが生まれる前、

もちろん日本でまだテレビ放送がスタートしてない頃。

何よりもうれしかったのは、第1巻のローンレンジャー誕生秘話。

ローンレンジャーは何者で、

なぜマスクをしているのか?どうやってトントと知り合ったのか?

愛馬シルバーとの出合い、銀の弾丸はどのようにして生まれたのか?

ずっとドラマを観てはいたけれど知らなかったこと、

またまた、ファンになってしまった。

『ローン・レンジャー』に欠かせないBGMは、

ロッシーニ作曲「ウイリアム・テル序曲」。

既にLPは紹介済みだけれど、

今夜の1枚は珍しいスパイク・ジョーンズのシングル盤。

音楽を聴くだけで、思わず叫びたくなる、

ハイヨー、シルバー!

白馬シルバーに跨って駆けるローンレンジャーが目に浮かぶ。

1巻と3巻、DVDを思いっきり楽しんだ今宵である。

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今日会社で政経雑誌に目を通していたら、

インドで電気自動車が売れている、ってコラムが・・・。

その途端頭に浮かんだ歌があった。

家へ帰るやいなや、天袋のストックの中を探した。

針をおとしたことはないけれど、話題の曲だったからあったと思う。

探すこと15分、やっぱりありましたよ。

75年、インド人のチャダが歌うド演歌、「面影の女(ひと)」。

外国人とは思えないような見事な日本語、見事なコブシ。

山口洋子・猪俣公章、曲もすばらしい。

ついでにB面は「やもめのジョナサン」、これまたなかなかですなぁ。

けど、このレコード・ジャケットでは彼がどんな人なのか、

というわけで、2枚揃ってストックしていました、76年の「恋女房」、

頭にターバンを巻いていますから、

このビジュアルで演歌なのですから・・・みんなびっくり!

ポップス・ファンには、インド人といったら、この人しかいません、

アイドル、サジッド・カーン、68年の「愛と平和」。

テレビ番組『巨象マヤ』の人気者なのでした。

備考、“インド人もびっくり!”は、

64年、エスビーカレーのCMからの流行語なのでした。

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