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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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61年8月の全米№1ソング、ジョー・ダウェルの「ウドゥン・ハート」は、

エルヴィスの『G.I.ブルース』の挿入歌だった。

音楽之友社の『ビルボード・ナンバー1・ヒット』によると、

レコーディング前日にこの映画を観た彼のレコード・プロデューサーが、

エルヴィスはこの歌をシングル・カットしないと踏んで、

ジョーにカバーさせることにした。

当日、スタジオで3時間の特訓を受けてレコーディング、

原曲はドイツ民謡で、ジョーはその歌詞の意味もわからなかった、という。

エルヴィスのバージョンは61年6月全英1位となったが、

アメリカでは「ウドゥン・ハート(さらばふるさと)」はジョーの歌となった。

しかし、ボクにとっては、ジョー・ダウェルの曲といえば、

ノン・ヒット曲、62年の「プア・リトル・キューピッド」。

こちらの歌は、エルヴィスというより、

リッキー・ネルソン・タッチのすばらしいティーン・ポップスである。

なぜ、この歌はヒットしなかったのでしょう?こんなにいい曲なのに。

ジョー・ダウェルは、昨年2月76歳でこの世を去った。

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ボクの大学時代のゼミ専攻は社会思想史、

トーマス・モアのユートピアの研究でした。

このゼミは、開講以来ゼミ誌を出していて、

先生の退官後2年のブランクを経て復刊、

今もOB会での発刊を継続している。

そのゼミ誌『NUSQUAMA(ヌスカマ)』が今年50号を数える。

『NUSQUAMA』は『UTOPIA(ユートピア)』のラテン語訳とのこと、

ここ17年間はボクがOB会幹事として募集、編集、会計を担当、

なんと半世紀以上も続いていることに誇りさえ感じている。

ボクの手元にある『ヌスカマ』を探し出し、リビングに広げてパチリ!

6号から、現役時代の7、8号を経て49号まで、

残念ながら2冊欠けていて、合計42冊。

昔の自分の寄稿を読んでみる。

若いね!純粋だね!気取ってるね!ちょっと恥ずかしい。

今日、50号の制作発注を完了、9月に発刊予定となった。

というわけで、今日の1曲は、60年、フランク・ガリ「ユートピア」。

もうかなり昔、アメリカ村の中古店でタイトル買い、

美しいメロディでドリーミーなティーン・ポップ・ナンバー、大当たりの1枚で、

いつかゼミの事を書く機会があれば、との秘蔵の1枚。

Frank Gari 「Utopia」、ぜひユーチューブで聴いてほしいと思う。

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2002年の『レコード・コレクターズ』2月号の、

“キャロル・キング・コンポジションズ1958-1970”で見つけた、

「キャロル」という曲、歌うはビリー・スコット。

59年のリリースだから、まだ注目される以前の作品、

その上、タイトルが「キャロル」なのですから、

興味津々、欲しくなろうというものです。

もちろんノン・ヒットですが、これは大当たりでした。

ビリー・スコットがどんな歌手かはわからないし、、

EVERESTはクラシック音楽のレーベルらしいけれど、

これはもう全盛期のキング&ゴフィン!

めちゃくちゃ見事なオールディーズ・ポップスでした。

女声コーラス、男声の合いの手シラブルを従えて、

ソフトな歌声で、キャロルはとても素敵な女性、

って印象操作されてしまいます。

前にも書きましたが、

まったく知らない曲をゲットして、その曲が自分の好みだった時、

これこそが、コレクター冥利に尽きる、って瞬間なのでしょう。

まだまた埋もれていそうですね、時々はチャレンジしてみようか、

そんな気持ちになる1枚でした。

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我が青春の舟木一夫コレクションも、

中学3年生から高校1年生への時代。

まずは、よく歌った「友を送る歌」、中学卒業間もない66年4月。

♪~ きぃみは別れてゆく 風の中

    きぃみは別れてゆく 遠い道

    うっしろ姿に ただ祈るぅ

    ゆぅめを育てた 青春の日を

    忘れてくれぇるな いつまでも ~♪

そして、さかのぼること半年前の「高原のお嬢さん」。

♪~ あの人に逢いたい たまらなく逢いたい 

    高原に ~♪

この“高原に~”が高くて苦しい・・・、高原だけに高くて、ネ。

66年1月のリリースは「山のかなたに」、

♪~ 若さみなぎる 眉あげて

    仰ぐわれらの あさぼらけ ~♪

テレビドラマの主題歌だったから、口について離れなかった。

66年6月、ビートルズの来日前のリリースは、

夏に向けての舟木一夫さんには珍しいリズム歌謡、「太陽にヤァ!」。

頑張っているんだけど、なんとなく違和感、彼に海は似合わない。

高校時代からは洋楽かぶれが進行し、

次第に舟木一夫さんから離れてゆくことになるのでした。

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ボクのコレクションのキモは、60年代の洋楽のティーン・ポップ。

けど、裏のコレクションのキモは、邦楽の青春歌謡。

ボクの世代で、青春歌謡と言えばこの人でしょう。

橋と西郷と三田と並んで君臨するのは、舟木一夫さん。

ウィキペディアによると、

彼がリリースしたシングルは、デビューから2015年まで116枚。

ボクがこれまでにブログにアップしたのは12枚。

まだまだ手元にありますから、順番にアップすることにしました。

♪~ 赤い夕陽が 校舎をそめて ~♪

デビューは18歳、63年6月、あまりに有名な「高校三年生」。

♪~ 二度と帰らぬ 思い出乗せて ~♪

2枚目のシングル、イントロから口三味線で歌える「修学旅行」。

そして、ボクが中学2年生で大好きだった「まだみぬ君を恋うる歌」、

デビューから丸1年しか経っていないのにこれが13枚目のシングル。

♪~ 夕陽の空に 希望(のぞみ)をかけて

    心ひそかに 夢を見る

    逢いたくて 逢いたくて

    この世にひとり いる筈の

    まだ見ぬ君を 恋うるかな ~♪

今思うと、ボクはちょっとマセていたのかもしれないね。

そして、今夜の最後は、65年6月、

♪~ あゝ りんどうの うす紫の花咲けど ~♪

今でも、花屋さんでりんどうの花をみるとこの歌が口をつく。

ちょっと難しくでカラオケでは歌えません。

まだ、もう少しありますから、トゥ・ビー・コンティニュードです。

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昨日は久しぶりに徒然の土曜日、

ここ最近の課題だったレコード棚の片づけをしました。

レコード・コンサートに持ち出したレコードを元に戻す場所がなくなり、

箪笥の上や箪笥の中にまとめて置いていた状態。

2階から収納ボックスを下ろしてきて箪笥の上に設置、

溢れたレコードを元の位置に戻して、

追い出されたジャンルのレコードをこの収納ボックスに移動。

まだまだ完璧ではありませんが、取りあえずは一段落です。

ついでに、未整理だったアイドルのレコードを整理していたら、

お天気タイトルが目に留まりました。

聞いたことの無い曲ですが、今日はタイトル遊びです。

今や“2時間ドラマの女王”、片平なぎさのアイドル時代、

13枚目のシングル「ウィークエンドは雨ばかり」。

そして、我が愛媛の歌のような「ミカンが実る頃」の藍美代子、

76年7枚目のシングル、「くもりのち晴れ」。

ウィークエンドに限らず雨ばかりの毎日、

豪雨被害の毎日のニュースに心痛めながら、

曇りのち晴れ、なんて天気予報を心待ちにしている気分。

レコードも片付き、ボクの気持ちも、曇りのち晴れ!

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昨日のレコード・コンサートのテーマはリヴァプール・サウンド、

ビートルズを除くリヴァプール出身者のレコードをかけました。

サーチャーズ、スウィンギング・ブルー・ジーンズ、フォーモスト、

ジェリーとペイスメーカーズ、ビリー・J・クレーマーとダコタス、

そして、その名もマージービーツ、正真正銘のグループたちを2曲ずつ。

加えて、リヴァプール出身者は、ヴァーノンズ・ガールズ、

14年4月22日に書いた61年の「アニヴァーサリー・ソング・ロック」と、

話題曲、64年のノベルティ・ソング「ウィ・ラヴ・ザ・ビートルズ」を。

次に、トム・エバンスがリヴァプール出身ということで、

彼が作ったお気に入りの「メイビー・トゥモロー」、68年アイビーズ。

お次に70年代中頃のリヴァプール・エクスプレスとバスターを。

彼らの曲はもう紹介済みですね。

と書いてたら思い出しました、ビートルズがらみの曲を。

「ガール」のカバーは、セントルイス・ユニオン、66年のリリースです。

名前はアメリカ的ですが、彼らはマンチェスターとイングランド出身の6人組。

B面のタイトルは「リスペクト」、ビートルズに対するメッセージでしょうか?

さてさて、来月のレコード・コンサートは、フレンチ・ポップスで。

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ここ2週間ばかり多忙と心労を極め、心に余裕のない季節でした。

まだ多忙は続きそうですが、昨夜東京から帰宅し一段落です。

朝早く目覚め、好きなレコードをかけたくなったので、聴きながらのパソコン。

もう何年か前のことですが、偶然耳にした曲の虜になり、

曲名も歌っている人も分からず、どうやって探すんだ?

男性の低音のナンセンス・シラブルと女性のポップな掛け合い、

古くもあり、新しくもあり、ドゥワップと呼ぶにはポップで、

ガールズ・ポップスと呼ぶにはそんなに若々しくもなく・・・。

そんなことを思いながらのある日、“キャロル買い”した1枚が大ビンゴ!

それが、キャロル・ヒューズの「The Bass」。

ネット情報を駆使して彼女の情報を探したけれど、正体不明、

けど、シングル・ディスコグラフィを見つけた。

56年から62年にかけて、6つのレーベルから13枚リリースの情報。

「The Bass」は58年11月リリースの5枚目のシングルらしいので、

もう1枚だけ“タイトル買い”で落札することに。

2枚目のシングル、57年4月の「My Big Brother’s Friend」。

マーキュリー・レーベルは剥がれているが音は良好、

50年代後半らしい女性のバラード、「The Bass」とは趣が違う。

本当に同じキャロルなのか?

こんなに細かなシングル情報はあるのに、人物情報はなし、

正体不明ではありますが、

「The Bass」はボクのベスト・アイテムのひとつです。

先日アメリカから送られてきた「お兄ちゃんの友だち」、

その梱包の片隅にあったちょっとしたイラストにも心癒され、

少し心穏やかな土曜日の朝です。

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