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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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いつ以来なのかよく思い出せないくらい久しぶりに、

故郷の実家に帰りました。

家内と車で6時間、

帰りは阪神高速で事故渋滞と眠気覚ましの休憩を含んで7時間半、

さすがに運転は疲れましたが、車だからこその米や野菜を積んで、

弟一家には感謝です。

墓参りと高校のゴルフ同窓会、嫁いでいる姪たちも帰ってきてくれて、

本当に懐かしく有難さを感じました。

というわけで、故郷を歌った懐メロシングルを引っ張り出しました。

まずは、霧島昇「誰か故郷を想はざる」。

1940年の戦時歌謡曲ですから、

今ボクらが聴くのと聴く人たちの状況は大きく違うのですが、

さすが西条八十さん、不変の時代性をもった歌詞ですね。

♪~ 幼馴染のあの友この友 ああ 誰か故郷を想はざる ~♪

故郷は“こきょう”、誰かは“たれか”、想はざるは“想わざる”、

解説するまでもなく反語表現の極み。

もう1曲は、1958年、三橋美智也「赤い夕陽の故郷」。

こちらの故郷は“ふるさと”、

♪~ 呼んでいる呼んでいる 赤い夕陽の故郷が ~♪

こちらは、幼い頃口ずさんでいた気がする。

普段は聴かないレコードですが、昔の歌手は歌が上手いですね。

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60年代には、日本やフランスだけでなくイタリアでも、

英米のポップスをカバーした歌手が続出した。

そんな中からボクのお気に入りのカバー曲を紹介します。

70年のリリースで、大のお気に入りの1枚、

アンナ・マリア・イッソの「恋の乗合馬車」。

彼女のルーツを調べるうちに出合った1枚を手に入れた。

60年代初め、彼女は、

先日紹介したリタ・バヴォーネのバック・ボーカルを勤めていた。

その彼女のソロ・デビューが今夜紹介する65年の「ピアノ」である。

何とこの曲、あのシュープリームスの「愛はどこへ行ったの」のカバー、

タイトルを見ただけではまったくわからなかったものだから、

針を落としてみてビックリギョーテン有頂天!

それにしてもジャケット写真の顔、

「恋の乗合馬車」の70年よりもちょっと老けた感じにみえる。

70年、彼女は大きくイメージ転換を図り、

自分の未来を変えたのだという。

今で言う“イノベーション”というやつなのでしょうか。

イタリアにもそんな涙ぐましい物語があったのです。

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先日、イタリアのツイストについて書きましたが、

実は、ジャンニ・モランディの「サンライト・ツイスト」は後追い。

最初にこの曲に出合ったのは、

63年というから、ボクは小学校6年生、

テレビで見た青山ミチさんの「恋のゴー・カート」なのです。

♪~ そんな時にはゴーゴカート ひとりぼっちでゴーゴカート

    気の向くままに ゴーゴカート とばしていたいのよ ~♪

いつもひとりで口ずさんでいたことを覚えています。

レコードを買った順番は、

ジャンニ・モランディのゴールド・スタンダード・シリーズ、

そして紹介済みのモランディのシングル盤、

最後に、青山ミチさんの「恋のゴー・カート」となるのですが、

知った順番はまったく逆、

まさに、ボクのイタリアン・ツイストのルーツは青山ミチさんなのです。

ちなみに、映画『太陽の下の18才』の主題歌は、「Twist №9」ですから、

その邦題を「太陽の下の18才」としたのですが、

モランディの「Go-Kart Twist」=「サンライト・ツイスト」がヒットしたので、

AB両面を入れ替えてゴールド・スタンダード・シリーズ盤としたのでしょう。

10年程前にようやく手に入れた青山ミチさんの「恋のゴー・カート」、

レコードを聴きながら小学生の頃を思い出そうとしましたが、

思い出は中学生と高校生の時代のことばかり、

皆さんそんなものなのでしょうか?

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毎月恒例のレコード・コンサート、

今日は本来ならばもうひとりのコレクターさんの番ですが、

今夜は特別ゲストさんの登場と相成りました。

テーマは“北欧のインスト曲”。

ボクは本来インストは苦手なので、

そんなに多くのシングルを持っているわけではありませんが、

今夜の選曲は定番曲が多かったものですから、

とても楽しむことができました。

夜遅く帰宅したというのに、やたらと聴きたくなったスプートニクス、

65年、大好きな「空の終列車」をかけて、

となればお次はもちろん「霧のカレリア」、

賑やかなヤツも、哀愁のヤツも、いいですね。

「霧のカレリア」のB面、ベラフォンテのカバー「ハバ・ナギラ」も大好き。

そうこうしてたら、大滝さんの多羅尾伴内楽団のLPを聴きたくなりました、

『多羅尾伴内楽団vol.1』、駒沢裕城さんのスチールギターが。

もうすぐ日付が替わりそうな夜です。

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アメリカで、チャビー・チェッカーが、

「ザ・ツイスト」を2度目の№1に導いた62年、

イタリアにツイスト・ブームが訪れた。

燃えるようなイタリアの太陽!

ツイストで盛り上がるダンス・パーティ!

オシャレでノリノリなミュージック&ファッション満載!

こんなキャッチフレーズのイタリア映画『太陽の下の18才』。

その挿入歌、ジャンニ・モランディの「Go-Kart Twist」、

邦題「サンライト・ツイスト」と、

ジミー・フォンタナの「Twist No.9」、邦題「太陽の下の18才」。

そして、先日紹介したリタ・パヴォーネの「アモーレ・ツイスト」。

日本ではアンナ・マリアの「ひみつ」のB面に甘んじてしまった

ロズィーの「メヌエット・ツイスト」。

後にサンレモの常連となるペピーノ・ディ・カプリも、

チャビー・チェッカーのカバーや、

「サントロペ・ツイスト」、邦題「恋のサントロペ」をヒットさせた。

イタリアのツイストには明るい太陽がよく似合う。

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書こう書こうと思っているうちに秋風の季節になってしまいました。

そんな季節はずれの1枚は、

65年、ライフガーズの「太陽に泳ごう」。

このライフガーズというグループ、正体がよくわかりません。

が、

「太陽に泳ごう」=「C’mon And Swim」は、

58年に「踊ろよ、ベイビー」を全米5位ヒットさせたボビー・フリーマンの、

64年にやっぱり全米5位ヒットさせた「カモン・アンド・スイム」のカバー。

スイムという踊りは、

ツイストをベースに、

平泳ぎや背泳ぎやクロールの手の動きを取り入れたモノで、

ボクたちも中学生の頃教室で踊っていました。

ただし、その時のBGMは、

橋幸夫さんの「あの娘と僕-スイム・スイム・スイム」でしたが。

ちなみに、

ボビー・フリーマンは、今年の1月23日、76歳で亡くなりました。

1月23日、よりによってボクの誕生日に・・・。

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ある日の午後、徒然なるままに、オークション・サイトを見ていたら、

“試聴ヴォーカルは大瀧さん似”、なんて謳い文句の洋盤を見つけた。

65年、The Comandersというグループの、

「The Power Of Love/Only She Can Tell」。

ナイアガラーとしてはこれは見逃せない!というわけで、

試聴もしないで入札クリック。

競合もなく忘れた頃に落札、と相成りました。

どちらかというと、スローな「オンリー・シー・キャン・テル」の方が、

大滝さんっぽい、好意的に聴けば、声も雰囲気もよく似ている。

今更ですが、大滝詠一さんのオリジナル・レーベルは、

大瀧=大きい滝からのシャレで、NIAGARA、

だから、大滝さんフリークのことをナイアガラーと呼ぶのです。

で、ふと思い至ったのは、大好きな大好きなカスケーズ。

CASCADE=小滝、

小さな滝が幾スジも流れ落ちるかのような、

ステキなコーラスが魅力、ガモーの声も大滝さんに似ている。

未掲出のシングルは、64年の「アウェイク」と「恋のモーション」。

「アウェイク」は、いかにもカスケーズらしいメローな曲、

「恋のモーション」=「I Dare You To Try」は、

シャララ・コーラスをバックにバディ・ホリーばりのヒーカップで、

彼らにはめずらしいタイプの曲なのです。

日本ではこちらがA面扱いでした。

このカスケーズ盤は決して徒然なるままに入手した1枚ではありません。

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孫のおかげでディスカバリーできた曲や文化を紹介するシリーズ、

最後は、『スマイル・プリキュア!』。

ここでボクの好きなのは、曲よりもまずキャラクター、

オレンジのプリキュア、キュアサニーは、

プリキュア・シリーズの中では唯一(だと思う)の関西弁キャラ。

孫とリカちゃん遊びや童話のステージ遊びする時、

関西弁キャラはものすごくウケる。

ふたりとも思わず笑顔になってしまうのである。

キュアサニーの歌う「オンリーワンダフル」は、

ウチはウチやし、とか、オモロイ、とか、あきらめへん、とか、

歌詞が関西弁なのである。

もう1曲、エンディング・テーマ『イェイ!イェイ!イェイ!」も秀逸。

というわけで、今夜のシングルは、新しいところで・・・、

78年のクレスト・フォー・シンガーズ「ヘイ!ミスター・スマイル」。

まさにサーカスの「Mr.サマー・タイム」が流行っていた頃、

この曲も彼らの曲だと思えるほどサーカスっぽい。

ちょっとミーハーですが、

「夢で逢えたら」のカバーが聴きたくて持っている『サーカス1』もアップ。

ちょうどボクが広告営業マンとして“笑顔”をウリにしていた頃ですから、

この「ヘイ!ミスター・スマイル」を買ってしまったという次第。

ボクの信条は、今も、“笑顔”、

ミスター・スマイル!って呼ばれたいですね。

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60年代の洋楽ポップスのカバー・バージョンで、

今もなおボクのウォンツ・リストに残っている数枚は、

ときどきオークションに出てくるのですが、

その入札額はどんどんどんどん高騰し、

途中で諦めてしまうことが多くなりました。

ここが最後と大枚を叩くモノと、またの出合いを期するモノ、

その判断に迷うことが多くなりました。

そんな中で、最近大枚を叩いてしまった1枚を紹介しましょう。

セダカ・アキラ、漢字で書くと瀬高明、「悲しきこだま」と「いとしのリンダ」。

2曲ともボクのブログで既に紹介した大好きな曲のカバーです。

「悲しきこだま」は、62年、テリー・ランダッツォのカバーで、

珍しいキング&ゴフィンにプラス、シンシア・ウェイルの作品。

歌詞カードには、G.キング作曲、だなんて、いいかげんなものですね。

「いとしのリンダ」は、63年全米14位、ディッキー・リーのカバーで、

「悲しい恋の物語(浮気なスー)」に似ている、トリビュート・ソングですね。

落札額は、送料別22,000円、ゴルフに2回は行けますね。

もしかしたら、ボクが生きているうちにはもう出て来ないかも・・・、って

決心してのゲットでした。

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