
ブルー・アイド・ソウル、
それはとりもなおさずヤング・ラスカルズの代名詞。
高校時代にオン・タイムで好きになったグループのひとつである。
レコードを集めていると、大ヒット曲のひとつ前のヒット曲を聴いてみたくなる。
ひとつ次の曲は話題になるし、期待もされるけれど、
ひとつ前のヒット曲は見逃されがち。
そして気に入ったら、ボクだけのコレクションの様な気がして悦に入る。
そんな1枚が、この「ロンリー・ツー・ロング」、
67年全米16位、あの№1ヒット「グルーヴィン」のひとつ前の曲。
キーボードのキャバリエとドラムのブリガッティの共作、
彼らの作家としての才能が開花した曲である。
66年の「グッド・ラヴィン」の№1ヒットから丸1年、
2枚目の№1「グルーヴィン」への露払い。
ボクのコレクションは曲優先だから、
好きなアーティストでも、
すべてのヒット曲ではなく気に入った曲だけをコレクションする、
これがボクの矜持。
あらためてそんなことを想う夜である。

