FC2ブログ

BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

img3963.jpg

ボクのレコード・コレクションのキモは、

60年代洋楽のティーン・ポップスとガール・ポップス、

そして、60年代邦楽の青春歌謡とアイドル歌謡。

あらためて書くのも気が引けるが、

いずれもそんなに主張やこだわりがあるわけでもない、

能天気で明るくシンプルな世界。

決して貶しているわけではなく、そんな不変の情景が好きだ。

日本の青春歌謡の王道は、橋、舟木、西郷の御三家、

そして、プラス・ワン、三田明さんを加えた四天王である。

今夜は、未掲出だった三田明さんのシングルをピックアップした。

63年、彼のセカンド・シングル、「みんな名もなく貧しいけれど」。

17歳の三田さん、人気が出ないはずはない。

65年、19歳の時の「泣かせてごめんネ」と「美しい恋人たち」。

そしてもうボクの心は離れていた68年の「薔薇の涙」。

ボクが中学生や高校生だった頃、

ボクたちは純情可憐で、

今から考えると平和な時代だったんだと思う。

img3964.jpg img3965.jpg img3966.jpg
img3962.jpg

67年全米№1、タートルズの「ハッピー・トゥゲザー」は、

やさしい声のボーカルと見事なハーモニーで、

日本でも大ヒットした。

しかし、タートルズの他の曲が、

ラジオのリクエスト番組でかかったのを聴いたことがない、

彼らは決して一発屋なんかではなかったのに。

彼らが「ハッピー・トゥゲザー」のヒットを放ったすぐ後に、

ボクは1枚の彼らのシングルを買った。

同じく67年、全米3位全英4位、

「She’d Rather Be With Me」、

“彼女はむしろ僕と一緒にいたい”、邦題は「いかしたあいつ」。

「ハッピー・トゥゲザー」と同じ作者コンビによる曲だから、

期待に胸をワクワクさせて、初めて針を落とした日を覚えている。

ハワード・ケイランのやさしい温かい声は健在で、

覚えやすいメロディとやっぱり見事なコーラス・ワーク。

なのに、今日までラジオでかかったのを聴いたことがない。

もちろんどこかのラジオ局でかけられたことはあるのでしょうが・・・。

ビジュアル的には今ひとつの6人の男たちだけれど、

彼らの声と曲、ボクは好きですよ。

img596
img3959.jpg

66年全米1位、フォー・トップスの「リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア」。

彼らにとっては2曲目のナンバー1ヒットであったが、

この曲がフォー・トップスを国際的なグループに引き上げた。

その証拠に、女性歌手によって、ポップ・グループによって、

そして、日本でも、多種多様多くのアーティストにカバーされた。

このホランド=ドジャー=ホランドの典型的なモータウン・ソングを、

71年、ダイアナ・ロスはスローなバージョンにアレンシして心をこめてカバー。

そして、「愛するハーモニー」のニュー・シーカーズは、

このR&Bに真摯に向き合い、73年にカバーしている。

日本では、スパイダースが、全部英語でカバー、

ソロは堺先生であった。

その他にも、集めようと思えばヤマほどのカバーが存在する。

“手をのばしておくれ、ホラ僕はそこにいるよ”なんて感じなのかなぁ。

R&Bには疎いボクだけれど、

60年代のモータウンはいいね、大好きな一曲である。

img1893 img3960.jpg img3961.jpg
img3958.jpg

♪~ 恋人は底抜けの顔で 街角で楽しんだものよ

    アイビー・ルックの二人づれ そこらのして歩いた ~♪

75年4月、南沙織15枚目のシングル、「想い出通り」。

ボクが中学生だった頃、アイビー・ルックが流行った、らしい。

高校生になって、アイビーとかVANとかを知った。

十年に一度、リバイバルはやってきた。

60’s、シックスティーズ・・・今もボクのテーマである。

80年代になって、

表参道のキディランドで買ったブリキのジュラルミン・ケースに

パルコのイベントでもらったシールを貼って

シングル・レコード入れにしていた。

90年代になって、

宝島の『1960年大百科』を買った、

ついでに70年代、80年代も買った。

60年代懐古のグッズや本は今も大好き。

あっ、さて、

2018年9月16日、安室奈美恵引退、

テレビは今その話題でもちきりだが、

ボクたちにとって、

沖縄のヒロインはやはりシンシア、南沙織なのである。

ph82.jpg ph83.jpg
img3956.jpg

今月の初めに紹介した「バック・シートに娘が7人」のオリジネーター、

ポール・エヴァンスの予告したもう1枚は、

60年全米10位「ハッピー・ゴー・ラッキー・ミー」。

その昔、我らが木之内みどりさんの旦那、竹中直人さんは

“笑いながら怒る人”芸で一世を風靡したけれど、

この曲は、“笑いながら歌う”、笑い声で溢れた、

軽妙で幸せいっぱいのティーン・ポップスである。

「のんきなボク」なんて邦題が付いているが、

ボクなら、「笑う門に福来たる」なんて邦題にする、

一発で明るく幸せになれる歌である。

ついでに、木之内みどりさんの78年のヒット曲、

大野克夫さんの「横浜いれぶん」も探し出しました。

心の趣くまま、この脈絡のない選曲に、

我ながら驚きながらも悦に入るのでありました。

img3957.jpg
img3954.jpg

アンさん、なんて書きだすと二人称の大阪弁みたいですが、

今日の歌手はアン・ルイスさん。

彼女はなぜか有名アーティストのお気に入りで、

ポップス界の大御所から曲提供されています。

ボクが大好きな隠れた名曲のひとつは、

77年8月リリースの「甘い予感」、

この歌の作詩・作曲は松任谷由実さん。

79年12月のリリースは「恋のブキ・ウギ・トレイン」、

このディスコティックな曲の作曲者は山下達郎さん。

そして、80年8月リリースの「リンダ」、

これはもう有名ですね、竹内まりやさん。

これらの曲、いずれも、

その後、それぞれの作曲者によってセルフ・カバーされています。

好みは人それぞれですが、いずれもいい味わいです。

みんなが、アンさんの人柄なのか能力なのか、

彼女の不思議な魅力に魅せられての曲提供なのでしょうか。

洋楽に興味を失っていた時期のお気に入りレコードです。

img3955.jpg img470
img3951.jpg

一昨日、今月のレコード・コンサート、

今、日本で上演されているミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、

それを記念して、フォー・シーズンズを特集しました。

2007年12月にNYブロードウェイで観劇した時に、

記念に買ったTシャツを11年目にして初めて身に着けて、

ボクの好きな曲を片っ端からかけまくりました。

その中から、

今夜はボクが“全米3位三部作”と名付けている3曲をピックアップ。

63年8月の全米3位、「キャンディー・ガール」、

64年2月の全米3位、「悲しき朝やけ」、

65年12月の全米3位、「レッツ・ハング・オン」。

偶然とはいえ、3年続けて最高位全米3位を記録するなんて、

ある意味神業ですね。

フランキー・ヴァリのファルセットをフィーチャーして、

キーボード、ボブ・ゴーディオのテナー、

リード・ギター、トミー・デヴィートのバリトン、

ベース・ギター、ニック・マッシのバス・ボーカルの、

見事なハーモニーはオリジナリティに溢れています。

ts32.jpg img3952.jpg img3953.jpg
img3948.jpg

B面の「The Night You Became Seventeen」、

「君が17歳になった夜」という17歳ソングが欲しくて買ったのは、

ゲリー・ミルスの国内盤シングル。

A面は「Seven Little Girls Sitting In The Back Seat」、

「バック・シートに娘が7人」?

いったいどんなシチュエイションなんだ?

いったいどんな歌なんだ?

男性ボーカルに女性コーラスが絡んだノベルティ・ソング。

そんなに興味があったわけではないけれど、ちょっと調べてみたら、

オリジナルは、59年全米9位、ノルウェーで6位のポール・エヴァンス。

彼は、全米1位ポビー・ヴィントン「涙の紅バラ」のソングライター。

女性コーラスのカールズを従えて歌うちょっとスロー・テンポのバージョン。

もうひとつの別バージョンは同じ年の全英3位、ノルウェーで8位、

ちょっとアップ・テンポにしたエイヴォンズ盤。

ひょんなことから競作3枚を揃えてしまいました。

となれば聴き比べ、

ボクのお気に入りはポール・エヴァンスとカールズ盤。

彼のもう1枚のシングルについてはまたの機会に。

img3949.jpg img1431 img3950.jpg