
オークションで見つけた「初恋のブルース」。
トランペットのバック・クレイトンのインストだと知っていたけれど、
このレコード・ジャケットだからの応札、
本当に安い価格からのスタートでしたから戯れに応札。
そのままの落札となりました。
小学生の時、ちょっと好きだった女の子がいたけれど、それが初恋?
中学生の時、胸がドキドキした女の子がいたけれど、それが初恋?
そんなことを語ろうというのではありません。
そんなタイトルから思い浮かべたのは「初恋ブルース」。
この歌はヒットしたものではないのですが、
ヒットした69年の「昭和ブルース」とセットで買ったもの。
♪~ うまれた時が悪いのか それとも俺が悪いのか
何もしないで生きてゆくなら それはたやすいことだけど ~♪
暗い暗い歌、映画『若者は行く』の主題歌、
歌うはブルーベル・シンガーズ、
同世代の方、思い出しましたか?
後に天知茂さんがカバーしたような気がします。
彼らは、本当はカレッジ・フォークのグループだったと記憶しているのですが、
今聴いてみると、フォークかと思っていたら急にロマン歌謡の趣き。
「昭和ブルース」のジャケットは映画の出演者、
「初恋ブルース」のジャケットが彼らなのです。
平成が終わろうかという時代になって、
「昭和ブルース」を思い出すなんて、なんて時代遅れな!
浪人生だった時代を思い出してしまいました。

