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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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前にも何回か書きましたが、

オールディーズをコレクションしていると、

素敵なカバー曲に出合います。

そのほとんどは、どれも素敵でなかなかこの1枚と決めづらく、

オリジナルと合わせて2枚ぐらいは持っていたくなるのですが、

そんなことをしているとすべてを集めたくなるし、経済的にも・・・。

以前に紹介したボビー・ヘルムズの「マイ・スペシャル・エンジェル」、

57年の全米7位なのですが、

ボクたちに馴染みなのは68年の全米7位、ボーグスのカバー。

ボビーの歌い上げるバージョンと一線、コーラスの素敵なボーグス、

でも、ボクの好みはボビーだから、ボーグスは買わないと決めていたのに、

ある時、ふと出合ったから・・・買ってしまいました。

同じようなパターン、

「When My Little Girl Is Smiling」=「恋人がほほえむ時」、

このキャロルキングの曲、以前に2バージョン紹介しました。

62年2月にリリース、4月7日に全米28位、同日全英31位になった

ドリフターズのバージョン、

イギリスで共作となったジミー・ジャスティスは62年5月19日に全英9位、

もうこの2枚で十分だと決心したはずなのに、

ジミーに先立つ同年4月28日に全英9位になったクレイグ・ダグラス盤、

ふと出合ったものですから、やっぱり買ってしまいました。

日頃は意志の強いボクですが、

レコードのこととなるとこのザマです。反省、反省。

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おいおい、まだあったのか!

自分でもそんなツッコミをいれてしまったカルトGSのシングル。

今ではGSのコーナーにまとめているものの、

まだ邦楽シングルの分類の中に埋もれているものがある。

レオ・ビーツの「貴族の恋」、

67年のデビュー曲にして名曲「霧の中のマリアンヌ」に続く、

68年3月の、歌謡曲タッチの佳曲である。

演奏は確かだし、ヒットパレード・シンガーズによるスキャットがたまらない、

職業作家、橋本淳・すぎやまこういち作品。

さて、レオ・ビーツといえば、もうひとつ紹介しなければならないものがある。

奥村チヨの初期ポップス時代、彼女のバックを担当し、

ボクには大好きな一曲がある。

今それを聴くことができるのはCDアルバム、『Cutie Girl With GS』、

このCDは、68年に8トラックとカセットテープの形でリリースされたもの。

デビュー初期の奥村チヨの曲をフィーチャーした全12曲入り。

その中でボクが最高に好きなのが、「幻のアマリリア」。

そう、加山雄三さんのカバーである。

奥村チヨが歌う「幻のアマリリア」、これは幻のカバー!

全曲レオ・ビーツをバックに新録音されたもの(らしい)。

さてさて、まだカルトGSの名曲、あるかもしれない、乞うご期待。

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昨日は高校の同窓会で、松山から奈良へ、日帰り弾丸ツアー。

前にもあったような気がするけれど、

朝飛行機で伊丹空港へ、バスで奈良まで、ちょっと渋滞で、

近鉄奈良駅からタクシーで奈良ホテルへ、開始5分前の滑り込み。

終了予定の10分前にそーっと退場し、逆のコースを松山へ。

奈良滞在時間約3時間の忙しい旅行でしたが、

日頃の世界とは別の世界で過ごせた心地よい時間でした。

隣の席の同窓生との会話にちょっぴり出たGSのレコードから、

タイガースの終末期の3枚をピックアップしました。

いずれもボクたちが高校卒業後の曲ですが、

まずは、70年、シロー在籍時のジュリー作曲「素晴しい旅行」、

今回もすばらしい旅行でした。

そして、71年、解散後のタローとアルファベッツ「ふるさと」、

ふるさとはいつでも心のやすらぎですね。

ダブルジャケットの両面ともをアップしました。

ええぃ、ついでだ、

タイガース、同窓会時の最後の最後の曲、

湯川れい子・沢田研二の83年「銀河旅行」。

ちょっと銀河旅行とはいきませんが、

同窓会つながり、ということで、

おあとがよろしいようで。

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いつも書いていることですが、

アメリカのヒットパレードは63年まではとても平和でした。

惚れた腫れたを歌うティーンポップとガールズポップの時代。

もちろんこの時代の洋楽がボクのコレクションのキモなのです。

それが、それが、64年にビートルズの登場で戦場と化すのでした。

今日の一曲、フォー・ジェイズの「ミスター・ブロークンハート」、

この曲は紛れもない典型的なドゥーワップなのですが、

とてもすばらしい名曲だと思うのですが、

まったくチャートに昇ることはなかったようです。

63年末に録音され64年2月のリリース、

時代が悪かったですね。

The Four J’s、イタリア系の白人4人組、

メンバー4人ともファーストネームがJで始まることに由来、

58年頃フィラデルフィアで結成されたらしいから、

決して遅れてきたドゥーワップ・グループではなかったようです。

原題は「“Here Am I” Broken-Hearted」なのですが、

64年にキング・レコードから

「ミスター・ブロークンハート」の邦題で発売されたのです。

この国内盤、もちろん欲しいのですが、これがレアでお高い!

というわけで、今のところは音圧の高いJamieの原盤で。
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グループ・サウンズのアイドルたちは、グループ解散後どうしたのか?

このテーマに絞って研究したことはないけれど、

レコードに興味をもっていると自ずから情報が知れる。

ソロ歌手として成功した人、演歌歌手に転身した人、俳優として活躍した人、

音楽業界の裏方に転身した人、曲づくりで身を立てた人、

そして、人知れず消えて行った人・・・。

今夜はゴールデン・カップスのドラマーでボーカリストとして人気だった

マモル・マヌーさん、70年の「雪が降る」と「ガラスの部屋」のカップリング。

マモル・マヌー、本名:三枝守、山口県生まれのハマ育ち。

ご存知「長い髪の少女」でソロ・パートを歌いアイドルになった。

69年末にカップスを脱退して、2枚目のシングルである。

「雪が降る」は63年のアダモのヒット曲、日本語リリースは確か69年。

「ガラスの部屋」は、ボクたちには69年レイモンド・ラブロックの映画主題歌、

歌うはペピーノ・ガリアルディ。

というより、あの“ヒロシです”のBGMとして誰もが知るところとなった曲。

マモル・マヌーさんは歌謡曲の歌手として生きてゆこうとしたようですね。

そしてこの後、彼はGSのリバイバル・メンバーとして、

ボクたちの前に帰ってきてくれたのである。

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毎月第一水曜日の夜9時から、

もう9年半も続けているレコード・コンサート。

あまりにもマニアックだからと封印してきたDoo-Wopでしたが、

ついにかける機会ができて、9月から3回も続けてしまいました。

1時間20分ぐらいの間にかけることができる曲数は、22曲ぐらい、

1曲が2分台の短い曲が多いものですから・・・。

このブログでも紹介していないし、今回かけることもできなかった、

そんな曲を、今夜はピックアップしました。

まずは、ロスアンジェルスの実体のないグループ(と言われてる)、

フランキー・アービンとシールズの「ユー・チーテッド」、

コーラスもイカシタ典型的なドゥワップで、58年全米15位。

次は、今年6月に紹介した唯一のヒット曲「ソリー」をもつインパラス、

NYブロンクス出身の黒人1、白人3の混成グループで、

天真爛漫に明るいコーラスとそのメロディをもつ隠れた一曲、

59年の「オー・ワット・ア・フール」。

もう1枚もワンヒットワンダー、デトロイト出身の黒人の5人組、

ボリュームスの62年全米22位、「アイ・ラヴ・ユー」。

洗練されたこれぞドゥワップって感じ、

こんな歌えるグループが、なぜこの一曲で終わってしまったのか・・・、

そんなことを想いながら、ひとりで楽しんでしまった夜です。

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65年全米15位「恋のホット・レース」のジャック・ジョーンズ、

彼のもう1枚をレコード棚に見つけた。

「The First Night Of The Full Moon」、

「月影はるかに」、いい邦題である。

どんな曲か忘れてしまっていたから、

お皿に針を落とした・・・、どこかで聴いたことがあるような・・・、

♪~ パーリシェ~ル ~♪

「真珠貝の歌」?

馴染みのハワイアン・ポップスをアメリカン・ポップスに昇華させている、

しかし、作者のクレジットは違う。

事情は知らないが、「月影はるかに」は64年全米59位、

絶妙のタイトルである。

ついでに、“月影”タイトルをもう1枚、

「ワイプ・アウト」のビッグ・ヒットを持つサファリーズの、

「月影のサーフィン」、64年のリリースである。

こちらは、タイトルからくるイメージとはちょっと違う、

ボクの脳裏に、月の夜にサーフィンをする情景は浮かんでこない。

「ワイプ・アウト」のサファリース・サウンドであった。

タイトル買いした一曲だから、これはこれで納得の1枚である。

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