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BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

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大好きなドゥワップ・バラードで、タイトルが「ヘブンリー・エンジェル」、

とくれば、買わないわけにはいきません。

自分の葬式のBGMとしてエンジェル・ソングを集めている身としては、

見逃せないレコードです。

歌っているのはヴィスケインズ。

ググッてみれば、なんとこれまたビックリ!

61年のリリースで、メンバーは男女混成6人組、

白人男性2人、白人女性2人、黒人1人、フィリピン系1人。

リードボーカルは18歳、高校生の黒人でシルヴェスター・スチュアート。

なんと彼は、後のスライ&ファミリー・ストーンのスライなのです。

彼らの曲はボクの対象アイテムではありませんが、

ボクだって名前ぐらいは知っているビッグ・ネームです。

ボクのお気に入りは「ヘブンリー・エンジェル」ですが、

ローカル・ヒットしたのはA面の「イエロー・ムーン」だったらしいのです。

タイトル買いも捨てたもんじゃない!と心に刻んだ1枚なのでした。

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原爆症のひとつとしての白血病は知識として知っていたけれど、

この病気を意識したのは、新婚時代の24歳の頃、

TVドラマ『赤い疑惑』、放射線の大量被ばくで白血病になった百恵ちゃん、

父親役の宇津井健さんが印象的だった。

そして、34歳の頃、「Oh!クッキーフェイス」の夏目雅子さんは、

発見から7ヵ月で突然亡くなってしまった。

イメージは、不治の病、怖い病気。

ボクがそんな白血病を告げられたのは65歳、今から3年と10ヵ月前。

何の前触れもなく、突然の白血球の増加、青天の霹靂。

最近では有効な抗悪性腫瘍剤により不治の病てはなくなったとのことで、

ボクはまあまあ元気にやっています。

そう、最近では「待つわ」のあみん、岡村孝子さんもニュースに。

白血病は、大きく分けて、骨髄性とリンパ性、それぞれに急性と慢性、

この4種類、それぞれに治療法が違うというからちょっと厄介、らしい。

こんなことをあらためて書こうと思ったのは、

『赤い疑惑』の主題歌「ありがとうあなた」をレコード棚に見つけたから。

今でこそ、なんとなく親近感を感じるレコードたちです。

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ベニ・シスターズに続いて、カバー・バージョン歌手を取り上げました。

あまり有名ではありませんが、この人はとても歌が上手いのです。

クレージーのハナさんが誘ってナベプロへ、

そしてリリースしたのが、「ワシントン広場の夜はふけて」。

♪~ 静かな町の片隅に つめたい風が吹き抜ける ~♪

漣健児さんの見事な歌詞故に、

ボクがワシントン広場を訪れた時にも口ずさんでしまいましたよ。

64年2月、森山浩二さんのデビュー・シングル。

ボクより6歳年上の誕生日が2日違いのみずがめ座、

後にジャズ・シンガーとして有名になるお方、19歳の時の歌声。

B面は「僕のマシュマロちゃん」、

このジョニー・シンバルのカバーといえば、九重佑三子さん時代のパラキン、

ですが、漣健児さんの歌詞で歌う森山浩二バージョンもとてもすてき、

中学生の時、洋楽の日本語カバー曲にハマり出した頃の思い出の曲です。

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ボクがレコード・コレクションを始めた動機は、

60年代の洋楽を日本語でカバーした曲を聴いて、

そのオリジナルの洋楽を探し始めたこと。

けど、あれから50年以上経った今は、

オリジナル原盤は持っているけれど、

日本語のカバー・バージョンが手に入らない状況。

その最たるアーティストのひとつが、ベニ・シスターズ(佐久間3姉妹)。

時々オークションに出品されるシングルでも2~3万円でないと無理、

ましてや、レアな曲は5万円ぐらい出さないと落札できないだろう。

そんな中、昨年入手した1枚は、ご覧のようにレコード・センターさえ無い、

もちろんジャケットも無い、なのに1万円近くもした。

「シンデレラ・ジョーン」、63年のリリース。

もちろん、コンピのLPやCDで音源は確保しているけれど、

中途半端コレクターなボクは残された人生の長さと金額を天秤にかけて、

お金を突っ込むことを躊躇してしまう、ある意味、懸命な判断?

さて、前から持っている「シンデレラ・ジョーン」の洋盤は、

60年、ペトゥラ・クラークのイギリス盤、

そして、61年、スウェーデンのポップシンガー、リル・ビブスの米盤。

ベニ・シスターズのシングル、どうするか?迷うところである。

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前々回、長年探していた1枚を今年になって入手した、と書いた、

その1枚こそ、このイギリス発売のEP盤。

62年のリリース、収録の4曲とも若かりし頃のスコットの頂点の歌、

だと、ボクは思う。

中でも、最高に好きなのは、A面の2曲目、「ワット・ドゥ・ユー・セイ」。

スコット・ウォーカーを名乗る前の、スコット・エンゲルの集大成で、

この声、この曲調、この歌い方が後のスコット・ウォーカーを作った、

と思うのは考え過ぎか、言い過ぎか。

この後、63年、日本では“ウォーカーズのジョンとスコット”として、

リリースされたジョン・スチュワートとのダルトン・ブラザーズを経て、

ウォーカー・ブラザーズを結成する。

ジョンとスコットとしての「愛は君だけに」と「太陽と踊ろう」は既出、

15年5月27日に書いた。

このジョンは、ウォーカーズのジョンとは別人、というのが今日の定説。

さて、64年、ウォーカー・ブラザーズ結成!

デビュー曲は「プリティ・ガールズ・エブリウェアー」、

が、この時のドラマーは、ゲイリーではなく、

アル・シュナイダーという人だったらしい、

レコードを聴いただけではよくわからないけれど。

そして、65年以降、

ゲイリーに交代したウォーカーズの歴史が始まる。

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スコット・ウォーカーの若かりし頃のレコードの続きです。

58年、15歳のスコット・エンゲルは数枚のレコードをリリース。

彼がロックを思考していたことがわかる象徴的な1枚は、

「リヴィン・エンド」、袋タイプのピクチャー・スリーヴを入手。

裏面にはエレキ・ギターを抱えたスコットの貴重な写真、

そして、ライナー・ノーツまで。

そして、同じ年にリリースされた「キャサリン」は、

日本で67年にリリースされた国内盤で楽しめます。

ここで発見、このレコードのB面曲が「リヴィン・エンド」だったのです。

58年発売のもう1曲も国内盤で、

日本では68年にリリースされた「初恋のとしごろ」、

「Too Young To Know」、後のスコットに通じる曲で、

「キャサリン」と「初恋のとしごろ」、日本で発売されただけあって、

さすがに日本人好みの2曲です。

残念ながら、この時にはスコットの15歳の時の写真がなかったのか、

スコット・ウォーカーのジャケット写真になっていたことが、

ザンネンでもあり、またうれしくもあり・・・。

58年15歳のスコットの歌の数々、ボクはとても大好きです。

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昨年の3月22日、我らがスコット・ウォーカーは、

76歳の生涯を閉じた。

そして、今年になって、

ボクは長年探していた彼の若かりし頃の1枚のレコードを手に入れた。

このタイミングで、3月のレコード・コンサートのテーマは、

待望のスコット・ウォーカー物語となった。

ずっとコレクションしていたレコードを紹介できる、

ボクにとっては至福のひとときであった。

こんなプログラム、なかなか認めてくれる場なんてないと思う。

タツローさんはサンデー・ソングブックで3週連続特集したが、

ボクは彼のアーリー・イヤーズにスポットを当てて。

57年、スコット14歳のデビュー・シングルは、

スコッティ・エンゲル名義の「ウエン・イズ・ア・ボーイ・ア・マン?」、

イースト・コーストでリリースされたこのレコードは、

全米に紹介される前に会社がつぶれてしまった。

いまでは、カップリングの「ステディ・アズ・ア・ロック」の方が、

ロックに傾倒する彼の若かりし時代の象徴だとされている。

そして、翌58年、彼はオービット・レーベルから数枚をリリース、

まずは、「ペーパー・ドール」と「ブルー・ベル」のカップリング。

両方ともとてもいい、

15歳の彼はとても二枚目であった。

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毎月のレコード・コンサート、第3水曜日はもうひとりの選曲で、

彼の選曲は、ボクよりも玄人っぽくてウンチクも深い、

そして、ボクの年代より少し新しい。

2月のテーマは、Mr.&Mrs.Missの付く曲。

そこで彼がかけたエミルー・ハリスの「ミスター・サンドマン」、

81年全米37位、カントリー・チャート10位、

だから、ボクのコレクションの外、

でも、とても気に入った、

オリジナルはもちろん、54年全米1位のコーデッツの名曲。

彼女のカバーはとてもいい、さっそくeBayでゲットした。

それも、MONOとSTEREOのニューミックス・バージョン。

MONOはオールディーズの香りが、STEREOは新しい、

聴き比べもうれしい至福の2分20秒となった。

ついでに、コーデッツのバージョンと、

歌詞を変えた「ミスター・サンタ」はスージー・ボガスの89年版を。

ちょっとひな祭りっぽいね、なんてこじつけながらのひとときです。

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