FC2ブログ

BOTH SIDES NOW

レコードにA面とB面があるように、すべてのものには二つの面があります。人生の光と影、 ボクはどっちも大好きです。

img2536

奈良から、見知らぬ町・松山にやって来た時、

知り合いはほとんど居なくて、テレビも民放は1局しか見られず、

大した楽しみも期待もない。

本当に真面目な大学生として、講義とサークル活動だけが日課だった。

城山の下の下宿は六畳一間、

電化製品はテレビとラジオとレコード・プレーヤーと電気コンロだけ、

食事は自炊で、洗濯は洗濯板でゴシゴシ、お風呂は近くの銭湯へ、

今考えると、よくあんな生活していたなあ、と思える。

偶然にも同じ下宿の隣部屋には一般教養で同じクラスの人がいた、

彼は東予出身で卒業後地元のスーパーに就職したけれど、

若くして亡くなってしまったから、その下宿の思い出を語る友もいなくなった。

「風がはこぶもの」を聴いていて、

人生を謳歌している今からは想像できないほど寂しかった頃を思い出した。

フォークシンガー、本田路津子、

“ろつこ”ではなく“るつこ”と読む。

この頃彼女は21歳、少し前に「秋でもないのに」でデビューしていた。

その透き通った美しい声と、思わずツッコミたくなる曲のタイトルが気になった。

「秋でもないのに」・・・、どうしたん?

「風がはこぶもの」・・・、それって何?

この頃の大学は、激しい学生運動も一段落し、至極平和なのであった。

その後、72年、

本田路津子はNHKのテレビ小説の主題歌「耳をすましてごらん」でメジャーに、

この番組は一度も見たことはなかったけれど、この歌は好きだった。

洋楽のオールディーズ大好き青年のひとときの浮気なのであった。

img2537 img2538

コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://bothsidesnow.blog116.fc2.com/tb.php/1038-91d63532
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック