人生、楽ありゃ苦もあるさ、とか、
人生、勇気が必要だ、とか、
人生、涙と笑いあり、などと、
ボクたちに人生を教えてくれた『水戸黄門』に、
20年以上に亘って出演していた由美かおる。
勧善懲悪時代劇で、
ストーリーがパターン化されているから、安心してみることができて、
観終わったあと気分もスッキリ、
ボクは欠かさず観ていた。
今では彼女のことを歌手だってイメージは少ないけれど、
67年以来74年まで20枚以上のシングルをリリースしている。
由美かおる、50年11月、京都生まれ。
ボクと同い年だから、
いつまでも若い“かげろうお銀”“疾風のお娟”に、感心していた。
たった1枚手元にあるレコードは67年の「いたずらっぽい目」。
この頃彼女は16歳、もちろんまだ九ノ一の片鱗さえ見られなかった。
この曲のリリースは『レ・ガールズ』の頃で、
ボクの好みは他の人だったからか、
この曲のこと以外、その頃のことあまり覚えていないけれど、
西野バレエ団5人娘の中では、最も長い間活躍している。
次回はボクの最も好きだった人のことを書こうかな。