
ようやくシングル盤をゲットした。
75年、深夜放送で密かにかかったマイナーなグループの曲に、耳がくぎづけになった。
まぎれもなく、“日本のビーチ・ボーイズ”だ!
日本の「サーファー・ガール」だ。
目が冴えて眠れなかった。
愛奴(アイドと読む)、「二人の夏」。
数年後に、この曲の入ったLPを手に入れた。
メンバーの中に、浜田省吾の名を見つけた。
この曲の作詞作曲も浜田省吾であることを知った。
けど、歌っているのは青山徹&町支寛二、
出だしのファルセットはどっちなんだろう?
ずっと後になって、浜田省吾がセルフ・カバーしたCDシングルも手に入れた。
そして、愛奴「二人の夏」のシングル盤、
オークションではものすごく高値で、思い切れないでいたけれど、
昨年末、中古店で比較的安く手に入れることができた。
愛奴のLPを全曲聴いてみて、
愛奴が“日本のビーチ・ボーイズ”でないことはわかったけれど、
「二人の夏」は、まぎれもなくビーチ・ボーイズである。
LPの中の「あの娘は僕の大事なべぇぃびぃ」と「恋の西武新宿線」もなかなかいいね。


西武新宿線で恋をし~て~とかってんじゃありませんよね。
鷺ノ宮から高田馬場までは息するのもはばかられるような混み具合でしたから。あれで恋ができたら…。
さぞかし大人の恋だったのでは…。
な~んて、通勤につかってた私には西武新宿線の恋、ちょっとこわいもの聴きたさではあります。
聴きたい!