
ボクのレコード・コレクションも最近は様変わり。
ウォンツ・リストにあるレコードは、
もう、メッタに市場に出てこないし、
出てきたとしても、ものすごく高い、高すぎる。
だから、メールで送られてくる試聴付きのセールス・リストの中から、
気に入った曲を選び、落札することが多くなった。
ボクが物心つく前の、今までまったく知らなかった曲の中に、
とてもいい曲が、まだまだいっぱいあるのです。
そんな曲のひとつが、これ。
56年、シックス・ティーンズの「センド・ミー・フラワーズ」。
男性3人・女性3人の6人のグループ、だからSix Teens、
かと思いきや、デビュー時の6人の平均年齢がSixteenだという。
一番年上は17歳、リードボーカルの女の子は最年少の12歳、
ドゥワップで、チルドレン・グループ、
フランキー・レイモンとティーンネイジャーズのフォロワーである。
その上に、ガールズ・ポップスとしても成り立つ、
ナンセンス・シラブル、声変わり前のファルセット風の高音、
低音の“ボイパ”がリズムを刻む、すべてお約束のオールディーズ。
ボクが嫌いなわけがない。
今度のドライヴのお伴は、ティーネイジャーズのCDにしよう。
