
一昨日、と書いて“おとつい”と読む、少なくとも奈良では。
その一昨日の夜、昨日はゴルフだというのに夜中に目覚めてしまった。
久しぶりに『くり万太郎のオールナイトニッポンR』を聴く。
2年程前までやっていた、アンコーさんの『エバーグリーン』の後番組、
その頃は毎晩聴いていた。
選曲もトークも、アンコーさんやカメちゃんの頃の感じで、
聴いていたらだんだん目が冴えてきて、
いつになく、かかる曲の歌詞を噛みしめて聴いて、感動を覚える。
残念ながら、愛媛では“飛び降り”のために途中で終わってしまう。
『エバーグリーン』の頃から“一部地域”であることの悲哀を感じる。
仕方がないので、夜中に引っ張り出したのは、
71年、カメ&アンコーの2枚目のシングル、
「ひとりぼっちの唄」。
北山修・加藤和彦の、深夜放送をひとりで聴いているボクに向かっての唄。
レコード・ジャケットがいい、
丁寧な書き込みは、レコード・ジャケット制作のマニュアルだね。
そして、B面は、「僕を呼ぶ故郷」、
こちらも北山・加藤の、せつなく悲しい、そしてやさしい歌。
また“裏面”というだけあって、レコード・ジャケットも“裏面”になっている。
たった1枚のレコードを楽しみながら夜が明けてしまった。
でも、その日のゴルフのスコアは、幸か不幸かいつも通りであった。
